


今回の記事は、こんな悩みをもったあなた向けです。



この記事では、泣いてしまったあとに知っておいてほしいことについて次のことが書いてあります。
同僚が抱く感情とは?
つらい状況を抜け出す方法
これからお伝えすることを知れば、いまのつらい状況から1歩抜け出ることができるようになります。
これまで休職を2回経験し、パワハラ上司の前で泣いてきたぼく(@heytaku_7)が、男が泣いたときに考えたいことをお伝えします。

悔し涙を仕事中に流す男って、まわりからどう見られてる?



男性社員が仕事中に泣くって、相当なことです。なぜなら、どこかで「男は泣いちゃいけない」ってフィルターを自分にかけているから。
それでも泣けてきたのは、以下の2つの理由のどちらかに当てはまるからのはず。
ストレスから自然と涙がこぼれた
仕事で泣くのはなぜ?【1】上司の理不尽さに悲しくなった


上司に失望すると、悔しさから涙が出てきます。
こんなにやってんのに、何で認めてくれないんだよ……
上司から指示されたとおりにやってるのに、怒られる。「お前は仕事ができない」と真正面から上司に言われる。
もう何をやったらいいか、わからない……。
こうした気持ちが限界を超えると、押さえていたものが涙として出てきます。
仕事で泣くのはなぜ?【2】ストレスから自然と涙がこぼれた


もう1つの理由は、ストレスです。
ストレスが限界を超えると、うまく自分をコントロールできなくなります。
まさに僕がこの状態でして、上司から仕事で詰められた結果として適応障害に。会社を休職することになりました
ある状況や出来事が、その人にとってとてもつらく、耐えがたく感じられ、気分や行動に症状が現れること。憂うつな気分や不安感が強くなる傾向がある
メンタルに不調が出ると、以下のような症状が出るといわれています(人によって症状は異なります)。
涙もろくなる
無断欠席が増える
怒りや焦りが生まれてくる
計画したりし続けることができない
暴飲暴食
多汗、めまい
不眠
厚生労働省のHPを見ると、かなり上のほうに「涙もろくなる」というのが症状として書いてあります。
「なぜか涙が出る」という状態は、メンタルに不調があるサインかもしれないですよ、と国も言っているんですね。
ちなみに、以下のサイトも厚生労働省のものですが、5分で今のストレスがチェックできます。
まわりから見れば、男の部下が泣くのは当然という反応


まわりは、あなたが泣いたことを深刻に考えていません。悲しいですが、これが現実です。
繰り返しになりますが、以下の理由がなければ、男性は仕事中になかなか泣かないはず。
ストレスから自然と涙がこぼれた
つまり、上司が原因ですよね。
職場の同僚や先輩も、上司が原因であなたが泣いたことは当然知ってます。
「泣いてしまったことについて、まわりにどう思われてるかな……?」という質問に答えるなら、「まぁ、泣くよね」という答えになります
基本的にパワハラ上司がいる環境だと、標的の社員以外は、そのパワハラ上司と距離を置こうとします。
火事で燃えてる家に飛び込む人はいませんよね。でも、野次馬は集まります。まさに、野次馬が同僚や先輩です。
あぁ、あいつ巻き込まれてケガしてる……
あぁ、オレには助けられない……
このような感情ですね。ちょっとヒドイ感じがしますが、パワハラ上司に触れないのは、“賢い選択”ともいえます。

ネットの声は、見るだけ損します
ちなみに、ネットを見ると以下のような声があります。

はっ!? 男で泣くとかクズじゃんw
職場で泣くとか意味不明


仕事で泣く男性は好きになれないです
はい、控えめに言ってもメンタル折れますよね(笑)。でも、信じなくて大丈夫。
なぜなら、そもそも信じたところであなたの心は回復しないからです。
「俺はクズなのか!じゃあクズにならないように頑張ろう!」とはならないですよね。
余談ですが、つらいときは「ポジティブが正義」という情報に触れないことが大切です。

ポジティブを目指すのは、気持ちがポジティブなときだけ。落ち込んでるときに目指すと、それだけジャンプすることが必要です。
気持ちがマイナスのときに、そんなパワー使ったらポキッと折れちゃいます。


とにかく、上司から離れること。それだけだよ
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仕事で泣く環境をやめたい男性社員は、上司からすぐに離れる【方法は2つ】


仕事で泣いてしまった場合は、上司からすぐに離れるのが先決。ぶつかったところで、さらにあなたが傷つくだけだからです。
部下を泣かせる上司は、まるでゾンビ。切っても、撃っても、何しても効果ゼロ。噛みつかれたら、あなたがやられてしまいます。
部下を泣かせる上司は、部下が泣いたところで変わりません。
逃げるが勝ちなので、すぐにその場を離れましょう。
逃げる方法は、以下の2つ。
会社を辞めることを考える
ちなみに、「逃げる」のは恥ずかしくありません。あなたは、戦ったはず。でも、うまくいかなかった。
だから、次は押すんじゃなくて、引いてみる。離れて見えてくるものって、必ずあるんです。
あのイチローもこう言っています。
打てない時期にこそ、
勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。
勇気を持ってバットから離れないと、
もっと怖くなるときがあります。
そういう時期にどうやって気分転換をするかは、
すごく大事なことです。
泣いた男が進むべき道【1】異動するための証拠を集める



異動して上司から離れられたらベストですが、そう簡単にいかない人もいるはず。
その場合は、以下のように「証拠」を集めておくといいですよ。会社に異動を申し出るときの、最強のツールになります。
上司からの言葉を携帯にメモ
証拠集め①上司とのMTGを録音


上司とのミーティングのときは、こっそり録音するようにします。
上司がパワハラまがいのことを言ってきた場合、立派な証拠になるからです。
ちなみに、MTGが始まる前に録音を開始しておくのがコツ。操作音で録音が上司にバレるリスクをなくせますよ。
14:00開始 ⇒ 13:55から録音開始
ぼくがいた職場では、ぼく以外にパワハラ上司に悩まされている先輩がいました。そこで、MTGを録音したそうです。結果、それが「重要証拠」となって、その上司は地方に飛ばされました。
録音は、アイフォンを使ってる方であれば、「ボイスメモ」でOK。
アイフォンとAndroidでおすすめの無料録音アプリは、以下の記事で詳しく紹介されています。
証拠集め②上司からの言葉を携帯にメモ

異動ができない場合は、上司からの言葉をメモしておくのもひとつの手。
「こんなツラいことを言われた」という証拠があれば、人事も黙っておけません。
ぼくも、2社目で倒れる直前の3ヵ月間は、上司から言われた言葉を携帯にメモしていました。でも結局倒れてしまったので、そのまま休職することに。
ちなみに、こんな感じでメモしてました。かなり病んでますね・・・汗。
・やっぱ営業に向いてないんじゃない?って真正面から言われた
上司からの言葉をメモするのは、メンタル的にも効果がありました。
気持ちを吐き出せた
あとで見返したときに「これはやっぱおかしい」と気づけた
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泣いた男が進むべき道【2】会社を辞めることを考える


仕事で泣いてしまった時に考えたいのは、仕事がそもそも向いてない可能性について。
仕事が向いてないと、そもそも心が弱ってきますよね。そこに、上司の言葉が突き刺さると、ゲームオーバー……。
ぼくの場合は、以下の通り。
↓
☑上司から必要以上に詰められる
↓
☑思わず上司の前で泣いてしまった
↓
☑上司、何も変わらず
↓
☑ストレスで入院(その後、休職)
今となっては「早いうちに転職という道を選んでおけばよかった」と反省です。
上司は、どんなにイヤでも、基本的にその仕事がデキるから「上司」なんですよね。
向いてない仕事を部下がどんなにがんばっても、上司からしたら幼稚園児みたいなものです。
つまり、上司の期待に応えることはムリです。
頑張っても評価されないなら、自分に合った仕事で頑張るほうが、成果は上がりますよ。
【逆説的ですが】転職したい場合は、すぐ動かない


仕事で疲れてるときの転職活動は、「動く」というより「集める」だけでOK。転職は、パワーがかなり必要になるからですね。
転職エージェントに登録(面談)
企業に応募する
面接を受ける
転職サイトで求人を見る
口コミサイトで会社の評判を見る
自分の強みを知る
「集める転職活動」は、転職準備に近いですね。
では、疲れているときにもできる転職活動のやり方を紹介します。
【転職活動①】転職サイトで求人を見る

転職サイトは、求人の情報をマイペースに見ることができるので、疲れてるときには一番ラクな仕事の探し方です。
ちなみに転職コンサルタント経験があるぼくから見て、一番おすすめしたい転職サイトは
求人の質が高い → 転職者のうち8割がリクナビNEXTを使っている
求人の量も多い→未経験でも挑戦可能な仕事の掲載が多い
スカウトが届く→自分のスキルを求める企業から連絡が来るので、書類選考はほぼ免除(=面接からスタートできる)
このように
企業との調整はぜんぶ自分でおこなう →書類の応募、面接日の調整、給与交渉……などを1人でおこなう必要がある
大手求人があまりない→掲載料が安いので、中小企業やベンチャーの求人が目立つ
企業からのスカウトメールが大量に届く →単純にめんどい(設定でメール制限は可能)
とくに「いざ求人に応募しよう」と思っても、疲れてる体で企業と直接やり取りするのは正直かなりハード……。
こういう場合は、転職エージェントを使うのも1つの手ですね。
・企業とのやり取りを全て代わりにおこなってくれる(企業への書類提出、面接日の調整、年収交渉など)
・利用は全て無料
・求職者1人につき1人のキャリアアドバイザーがついてくれる(求人紹介や書類・面接アドバイスが受けられる)

ぼくがおすすめする転職エージェントは、以下の2つです。
・doda (デューダ)
・パセリスタッフ
doda
doda
担当者が温かい(これ大事!書類チェックや面接練習もイヤな顔せずやってくれた^^)
求人の量がハンパない(受けられる求人が多いので、転職のモチベーションにつながる)

doda
パセリスタッフ
パセリスタッフは、心の専門家が在籍している珍しい転職エージェントです。
心理カウンセラーに悩み相談が無料でできる(カウンセリングで悩みや不安を話せる)
担当はすべて女性(ゴリゴリな男性が苦手な方はおすすめ……転職エージェントの担当者には体育会系男性が多い ^^;)

パセリスタッフに今すぐ登録する
【転職活動②】口コミサイトで会社の評判を見る

転職の情報集めの一環として、企業の口コミサイトも使えます。
その企業で働く社員や、退職した社員の「リアルな声」がわかるサイトのこと
次の会社ではもう泣きたくない、安心して働きたい、という想いが強い人は口コミは見ておきましょう。
ブラックな会社は口コミで本当に評価が低いので、会社選びにかなり役立ちます。
口コミサイトでおすすめは、キャリコネ
会社の評判
人間関係
年収
残業時間・休日出勤

キャリコネ
ちなみに、口コミサイトで注意したいのが「ネガティブ」な情報に惑わされないこと。
結局は「掲示板」なので、その会社に批判的な感情をもってる人が多く書き込む傾向があります。
【転職活動③】自分の強みを知る

仕事中に泣いてしまった方は、その仕事がそもそも得意ですか?
得意ならば続ければいいですが、少しでも苦手意識があるなら、強みが発揮できる仕事に就けていない可能性があります。
ぼくの場合
苦手:調整、交渉、営業
得意:企画、作成(資料/文章)、管理
ぼくはこれまで2社で倒れてきましたが、上司の前で泣いたのは「交渉」「営業」をしていたとき……。
苦手な仕事だったので、パワハラ上司の目には「使えない部下」に映っていたんでしょうね
ちなみに、ぼくは
簡単な質問に答えるだけで意外な自分の強みがわかりますよ。

仕事中に泣く男に、明日はある【泣き虫のぼくでも生きてる】

本記事の内容をまとめます。
仕事中に泣く男は、メンタル的にキツイ場合が多いから注意
泣いたことに関して、まわりは助けられないことが多い
自分で今の環境を抜け出す意思をもつ
異動がダメなら、転職情報をまずは集める事から始める
このような感じですね。
仕事中に泣くことは、男にとっては自分が情けなく、恥ずかしく感じますよね。
ぼくは、鏡で真っ赤になった自分の目を見て、自分に引いてしまったこともあります。
でも、冷静になりたいのが、そもそも「泣かされていませんか?」ということ。
・映画の感動のクライマックスで流す涙
・甲子園にあと1歩届かず流す涙
こうした涙と、仕事中に「泣いちゃダメだ」と分かっているのに自然とあふれ出す涙は、そもそも性質がちがいます。
まずは、今の環境から離れる道を探すこと。
そして、1歩ずつでも行動に移すこと。
迷ったときは、この記事に立ち返ってみてくださいね。
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