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結論から言うと、
未経験で営業に転職するには、面接で
「キャリアステップ」を話す事が大切です。
ぼくは28歳のときに、「営業未経験」で
人材業界大手から内定をもらいました。
内定をもらうことができた理由は、
なぜ営業になりたいのか?という問いに、
的確に答えられていたから、だと思います。
ちなみに10社ほどと面接をしましたが、
なんで営業をしたいの?
といった質問は、必ず聞かれました。
その当時、僕が営業をしたかった理由は、
このまま財務部にいても成長できなそーだな……なんか、一生使える“スキル”を身につけたいなあ
といったものでしたが、
「成長したいからです!」とは、
面接で伝えませんでした。
きみの成長のために会社があるんじゃないよ
って、面接官から言われる気がして……。
営業になりたい!という強い思いがあれば、
営業への思いを熱く語ればいいと思います。
未経験で営業に転職したい人の中には、
僕のように「なんとなく営業がいいなぁ」
と考えている人は意外と多いと思います。
ぼくの経験からいうと、
「なんとなく」で転職できます(笑)
でも「なんで営業をしたいと思ったの?」
という質問は面接で必ずされるので、
そこへの回答はしっかり考えましたね。
ぼくはどう答えるか悩んだ結果、
2つのポイントを押さえて答えていました。
- 営業に興味を持った理由は、さらっと話す(ここで勝負しない)
- 夢に向かって、着実にスキルを積み上げてきたことを伝える(ここで勝負する)
志望動機の具体例を交えて話したほうが
わかりやすいと思うので、
実際にぼくが話していたものを公開します。
なんで営業をしたいの?
キャリアに寄り添うサポートをしたいと考えたからです。人事部で新卒採用を担当し、キャリアの面白さを知りました。そこで、人材業界への転職を考えましたが、会社のなかの個人のキャリアは、会社の「こういう人材がほしい」というビジョンが色濃く反映されていると感じており、まずは会社というものを俯瞰することが必要だと考え、会社のことがわかる財務部に異動願いを出しました。結果として財務部で3年過ごし、会社が必要とする人材についてある程度理解が進みました。そこで、このタイミングで夢だった「人材サポート」をしたく、御社を志望しています
ポイントを、それぞれ解説します。
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【ポイント1】営業に興味を持った理由はさらっと話す
ぼくは「なんとなく営業がいいかなぁ」
くらいに考えていたので、
何がなんでも営業をやりたいです!
という転職者に対し、
営業に対する思いで勝負を挑んでも
負けると思っていました。
そこで「なぜ営業なのか?」については、
あえてさらっと話すことにしたんですね。
ぼくの例だと、以下の部分です。
はい、ありきたりです……(笑)
でも「営業に興味があるんだなぁ~」
ということは、なんとなく伝わるかなと。
ほかの職種で言うとすると、
こんな感じですかね。
ありきたりですね。(笑)
でもここでは、
営業に関心があるんですね~
くらいに面接官に思わせておけばOK。
次のポイントで他の転職者と差をつけます。
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【ポイント2】夢に向かって、着実にスキルを積み上げてきたことを伝える
夢に向かって、着実にスキルを積み上げてきたことを伝える
これは、非常に大事です。
改めて、ぼくが面接で話した
「営業を志望する理由」を見てみます。
「夢に向かって着実にスキルを
積み上げてきたこと」を伝えるために、
2つの内容を盛り込んでいます。
2、その「チカラ」を学んでることを示す
キャリアに寄り添うサポートをしたいと考えたからです。人事部で新卒採用を担当し、キャリアの面白さを知りました。そこで、人材業界への転職を考えましたが、会社のなかの個人のキャリアは、会社の「こういう人材がほしい」というビジョンが色濃く反映されていると感じており、まずは会社というものを俯瞰することが必要だと考え、会社のことがわかる財務部に異動願いを出しました。結果として財務部で3年過ごし、会社が必要とする人材についてある程度理解が進みました。そこで、このタイミングで夢だった「人材サポート」をしたく、御社を志望しています
でも「ありきたり」だけでは、
ほかの転職者と差別化できません。
そこで「営業を目指して努力をしてきた」
ことを伝える事が必要になってきます。
本気で営業になりたいんですね
と面接官に思わせる事ができるからです。
もう少しかみ砕いて説明しますね。
【1】営業に必要な「チカラ」を理解していることを示す
「こいつ、営業について分かってるな」
と思わせることができます。
ぼくが面接で話したなかでは、
以下の部分です。
【営業 スキル】でググってみると、
「営業には経営視点が必要」
ということがわかったんですね。
そこでこれを志望動機に盛り込みました。
【2】その「チカラ」を学んでいることを示す
学んできたことを示すことで、
「本気度」が伝わります。
ぼくが面接で話したなかでは、
以下の部分です。
これで、
「営業に対する本気度」を伝える事が完了。
ここまでの話をまとめると……
「なんで営業やりたいの?」と聞かれたら、
そのうえで、
2、その「チカラ」を学んでいることを示す
の流れで話すようにします。
参考までに、
「SEバージョン」を考えてみました。
より顧客に近いところで課題解決をしたく、IT営業を志望しています。SEとしてシステム設計をするなかで、顧客とキョリが遠く、「果たしてお客様のために良いサービス提供をしているのか」と悩んでいました。そこで、よりお客様に近い営業職になることを考えましたが、まず営業に大切な「ニーズを把握する力」を身につけることが先決だと考え、営業部門のミーティングに参加させてもらったり、営業に同行することを続けました。結果としてお客様と近い立場で最適なサービスを提供する面白さを知り、御社でもSE知識を持った「サポート」を強みに、「お客様のニーズを第一に考える」営業として活躍していきたいと考えています。
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くすぶっているなら、営業にチャレンジすべき
未経験で営業にチャレンジする人って、
実はかなりいます。
そのため戦略をもって面接を受けないと
ほかの転職者に埋もれてしまいます。
営業は大変です。
ぼくは1年で辞めました……。
でも1回は経験して損はないかと。
お客さんとの関係性の築き方
社内調整の仕方
といった、
事務職でくすぶってたら
絶対に手に入らなかったスキルを、
身につけることができたと思うからです。
この記事を参考にしていただき、
営業への道を切り開いてくださいね。
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