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今回の記事は、こんな疑問や悩みをもったあなた向けです。
この記事には、「大企業で成長を感じられない20代」に向けて、次のことが書いてあります。
- 20代にとって大企業がつまらない理由
- 大企業に向いていない人の特徴
- 大企業でストレスを感じたときに考えたいこと
読み進めることで、「大企業にこのまま居続けたほうがいいのか」についての疑問が晴れます。
新卒で東証一部上場の大企業に入り、結果的に5年目で退職することを選んだぼくの経験をもとに、大企業がつまらなく感じたときにすべきことをお伝えします。
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20代にとって大企業がつまらない理由
大企業は、つまらない。
これは、ぼく自身も強く感じていたことです
特に20代の大企業勤務の社員が、自分の会社を「つまらない」と感じる理由は次のとおり。
ちなみに、そもそも20代の期間がつまらないのは客観的なデータを見ても明らか。
たとえばエン・ジャパンが実施した「『将来のキャリア展望』について」のアンケートを見る限り、「これまでのキャリアは充実していましたか?」という質問に対し、20代の期間が「充実していた」と答えた人は25%。
大企業以外の人も回答には含まれていますが、それでも4人のうち3人は「20代の期間はつまらなかった」と答えているんですね
また「この先の仕事で得たいものは?」という質問に関しても、20代の約70~80%の人が「やり甲斐や達成感を味わいたい」「仕事を通じて自己成長をしたい」と回答。
このように、そもそも20代は楽しくなく、特に大企業にいる20代は楽しさを味わえない傾向が強いです。
では、20代のときにぼく自身が大企業を「つまらない」と感じた理由を紹介していきます。
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「アルバイトでもできる」仕事が多い
「これ、アルバイトでもできるじゃん」
ぼくは、20代で大企業で働いていたとき、よくこう思っていました。
ちなみに「アルバイトの仕事が誰でもできて簡単」ということを言いたいわけではなく、「マニュアル仕事が多い」ってことですね
そもそも大企業って社員が多いんで、たとえば10の仕事があったら、
Aさん:1~5
Bさん:6~8
Cさん:9~10
ってかたちで、仕事が細分化されてるんですよね。
そして20代が任されるのは、最後の最後に残った、ほんの少しの仕事。
さらにその仕事もマニュアル化されているので、慣れればかなり早く終わってしまうことも
そして会議の場では発言することは許されない空気で、端のほうの席で議事録を取るか、笑顔で取引先の話を聞くのが仕事。
ただ、「就活をめちゃくちゃ頑張って勝ち取った大企業への入社」という自信や理想と、現実とのギャップをひしひしと感じることは多く……
「仕事は自分から探すもの」とネットに書いてあって、試したこともあったけど、そもそも仕事がないことも多かったですね
ぼく自身、マニュアル仕事にも慣れ、ヒマを持て余す時間が多くなりました。
仕事自体は楽しかったんですが、一方で仕事がない期間もあり、この時期はいわゆる「社内ニート」状態でつらかったですね。
仕事がないため、社内でほとんど働いていない社員のこと
ぼくの社内ニート体験談は「【体験談】社内ニートのつらい現状を抜け出す方法【むかつく人の声も】」でリアルに語っています……
ちなみに、大企業ってそもそも社内ニートが多いんですよね。
このデータを見る限り、1000名以上の大企業のおよそ40%が「社内ニートがいる」または「いる可能性がある」と答えてます。
大企業の仕事に、ぼくは正直飽きてしまいました。マニュアル仕事ももちろん、それ以外の面でも「飽き」との闘いの日々……。下記の記事で、当時の体験を語っています。
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若手の意見に耳を貸してくれない
大企業では、若手の意見が通ることはまずありません。
これは、ぼくの同期や、2~3こ上の先輩もかなり愚痴っていたことです
「今まで通り」が美徳の世界なので、「新しい提案」は年配社員のイライラに火をつけてしまいます。
「新しいキャッチコピーを考えてよ」と上司から言われ、ぼくは久々の“クリエイティブな仕事”にウキウキして、厳選した10個を上司に提出。でも「あぁ、俺の上司からもらったこのコピーにするわ」と一蹴され、そのコピーを見るとこれまでとほぼ同じ……。モヤモヤが止まりませんでした
ちなみにぼく自身、大学生に対して就活のアドバイス業務をしていることもあり、「自社に新風を巻き起こしてくれる人」を大企業が採用したがっている、という事実は理解しているつもりです。
でも、それはあくまで「ポテンシャル」の話。つまり「今すぐ変えてくれる人」ではなく、「将来的に変えてくれたらいいよ」といったことなんですよね
ただ、そもそも大企業に入社するようなポテンシャルの高い学生にとって、「将来的に変えてくれたらいいよ」というのは、「その力をすぐには発揮するな」と言われているのと同じ。
例えるなら、ワンピースのルフィがその能力を発揮するチャンスが全くないまま、牢屋にずっと閉じ込められるのと一緒です
そして大企業の20代にとって、自分の能力を存分に活かして働く大学の友達の姿をその「牢屋(大企業)」越しに見ると、「あぁ、俺も外に出たいな……」と思うのはある意味当然のことです。
もちろん「大企業でぬくぬくと仕事をするのが幸せ」と感じる20代も多いかと思います
それはそれで幸せかもですが、ぼく自身は、30代後半か40代にならないと役職すらつけず、それまでは下働きの毎日という現実を知って心が折れましたね。
飲み会や社内イベントの幹事が多い
大企業では、飲み会や社内イベントがたくさんあります。
そして20代は、もちろん幹事。
こうした雑務は振られるけど、肝心の「仕事」が振られません
幹事は本当に面倒くさくて、ぼく自身、大企業の環境が「つまらない」と感じた大きな理由のひとつですね。
もちろん、中小企業やベンチャーでも飲み会などはあるかと思いますが、大企業の場合にはとにかく規模がデカイ。
さらには、社内の部活(サークル)の活動場所の予約や、その後の飲み会の手配など雑務が目白押し。
部活は楽しくて入っていましたが、結局20代は雑用に回されます……
ぼく自身、外見は運動部のように見られることが多く、
と仕事を振られることが多かったんですが、実際は「ひとりが好きな“文化部タイプ”」。
なので、部長や役員が集まる忘年会の手配などは死ぬほどイヤだったし、そこで芸を披露したときはその後は何週間も抜け殻状態でした……。
会社が壮大な「ピラミッド」だとすると、大企業の20代の地位は底辺の底辺です
学生時代にどんなに頑張ってきたとしても、どんなに学歴が良くても、それは関係なく、あくまで「新人」のひとり。
おそらく大企業に入る20代は「コミュニケーション能力」は高いと思うので、その環境にもすぐに適応できる人も多いはずです
でも、その場を笑顔で取り繕う日々が何日も何日も続くと、どんなにコミュニケーション能力が高かったとしてもメンタルがだんだんきつくなってくるんですよね。
ここまでの話を振り返ってみても分かるとおり、ぼく自身、大企業で過ごした20代の期間はお世辞にも「めちゃくちゃ成長している!」という感じではなかったですね(笑)
大企業がつまらない理由を改めてお伝えすると、以下のとおりです。
- 「アルバイトでもできる」仕事が多い
- 若手の意見に耳を貸してくれない
- 飲み会や社内イベントの幹事が多い
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大企業に向いていない人の特徴
大企業に向いていない人は、たしかに存在します。
事実、ぼくは全く向いていませんでした
周りで大企業を辞めた友だちの様子を見ても、次の特徴に当てはまる人は大企業に向いていないんじゃないかな、と思います。
- 成長意欲が高い人
- 上下関係がストレスに感じる人
- ひとりが好きな人
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成長意欲が高い人
勉強とか仕事で努力を重ね、リアルタイムに成長を感じていきたい人は大企業には向いてないですね。
なぜなら大企業の新卒採用は、30年~40年をかけて社員をじっくりと成長させていくことを前提としているからです
一方で大企業を目指すような学生のなかには、
といった野心を持っている人も少なくないはず。
でもその野心を実現できたとしても、それはずっと先のこと。
大企業の採用:じっくりと成長していくことを想定(長期)
大企業に入る20代:大きなことにすぐに挑戦できる環境だと感じて入社(短期)
ここに、ギャップが生まれるんですね。
ただし、いざ入社して数年を過ごしてみると「あぁ、自分がやりたいことに携わるのはあと10年はかかるわ」といった現実に気づきます。
想像以上に長いんですよね……
さらには、大企業はジョブローテーションも多いので、そもそも入社前にやりたいと思っていた仕事に就ける可能性も低い。
こうした現実を前にしても、心のなかでは「成長したい」「力を試したい」「大きなことをしたい」という炎が沸々と燃えている。
この「板挟み」は、正直辛いです
あとで紹介しますが、ぼくの場合には塩野誠さんの『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』を読んだことがきっかけで、
このまま今の環境にいたら成長はムリだ
と感じ、転職を考え始めました。
大企業にいると「つまらない人間」になる気がした
ちなみに、大企業にいると自分自身が「つまらない人間」になる気がしたんですよね。
外の世界も知らない。ビジネスの「ビ」の字も知らない。さらには任されている仕事がマニュアルの改善……。
「社会の歯車」にさえなることができず、気づけば体重とお酒の量だけが増える日々。
思い描いていた会社の姿はそこにはなく、会社に週5日行くことを繰り返す日々で、楽しみといえばランチでひとりになる時間だけ。
こうした辛い日々を乗り越えられた考えは「仕事辞めたい……これって甘え? 転職したほうがいいケースも紹介【自己嫌悪】」のなかで詳しくお伝えしています。
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上下関係がストレスに感じる人
上下関係にストレスを感じる人は、おそらく大企業には向いていません。
大企業は、その業界の売上でトップに位置する会社が多いこともあって、すでに「売上の上げ方」が固定化している会社がほとんど
そして、その「ルール」を部下に伝えていくのが上司の仕事なので、そこには必然的に上下関係が生まれます。
さらに上司は自分の保身がかかっているので、自分の言うことにイチイチ文句を言ってくる部下に良い顔はしません。
これって学生時代の部活にも似たものがあって、特に強豪校って、基本的には上下関係がはっきりしているところが多いですよね
ぼく自身、サークルではあったものの、大学内では強豪と呼ばれる体育会系のサークルにいて、そこは完全に「上が言うことは絶対」「これまでのルールを守ることが正義」な世界でした。
でも、上にこびへつらってゴマをするのは、ぼくにはどうしても苦手でした。
大企業の息苦しい環境はキツかった
ちなみに、大企業の息苦しさは半端なかったですね。
飲み会の場では、上司や先輩の話を聞くことに徹して、「勉強になります」と相槌を打つ日々……
「会社に何年いるか」が評価の対象でもあるので、いわゆる「お局さん」が社内で幅を利かせ、ヒマさえあれば愚痴を言い合っている環境もきつかったです。
そして何より、窓際族というか、仕事がない「名ばかり係長」みたいな40代の社員を目にすることも多くて。
「自分も、もしかしたらこうなるのかなぁ」
といった不安が、心のどこかにいつもあったことを覚えています。
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ひとりが好きな人
ひとりが好きな人も大企業は向いてないです。
なぜなら、大企業は「チームプレー」が基本だからですね
ことあるごとに開かれる会議や集会、研修や部活動など、仕事をバリバリこなすというよりは、社員同士の親睦を深めるための時間が多いのが大企業の特徴。
一種の「ムラ社会」ですが、これはこれで、社内の文化とか活気をつくっていくうえでは欠かせないことだと思います
ただ、ひとりが好きなぼくみたいな人にとっては、常に「何かの輪」のなかにいなきゃいけないことは、窮屈以外のないものでもないんですよね。
大企業にいて思ったのが、経理とか総務・人事とか、ひとりでコツコツ仕事を進める仕事をしている社員であっても、プライベートはアクティブで、誰かとワイワイしている人が多いということ。これは驚きだったし、「あぁ、だからこの人たちは大企業に馴染めるんだろうな」といった気づきも得ました
企業の空気の読み合いに疲れた
人間は、ふたりいればそこに「ストレス」が生まれるといわれます。
これはつまり、複数の人が関係すればするほど、そこには多くのストレスや軋轢が生まれるということ
そして度が過ぎると、お互いの腹の探り合いのゲームが始まります。
もちろん、同時開催で「出世ゲーム」もおこなわれているので、そこは「ライアーゲーム」の世界。
場合によっては「カイジ」の世界のように脱落者も出てきます
こうした色々な思惑が複雑に交差する網のなかを、平気な顔をしてくぐり抜けるメンタルはぼくにはありませんでした。
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大企業でストレスを感じたときに考えたこと
大企業でストレスを感じる場合には、まずは外に目を向けてみることがおすすめです。
なぜなら「今の環境がすべてじゃない」と思えるので、心の安定につながるからです
たとえば、ぼくがやっていたのは次のとおり。
「大」企業といえど、社内に入れば「小」さなムラ社会だったりするので、どうしても「そのムラ=社会」と思ってしまうことがあります。
一方で日本にはそもそも400万社も会社があって、約6800万人近い人たちがいろいろな働き方をしつつ、暮らしています。
参考記事のタイトルとURLを入力してください
もちろん、大企業の給料の高さや福利厚生、ブランド力などのメリットを受けつつ働いていくのもひとつの手。
ですが、たとえ残り続けるとしても、今は「大企業でも倒産する時代」ということは頭の片隅に入れておいたほうが良いです
万が一のときに社会から取り残されることのないように、20代の今からでも少しずつ「外」に目を向けておくことは、将来の自分を助けることにもつながりますよ。
では、ぼくが実際に試していたことを具体的に紹介しますね。
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資格取得を目指した
大企業の環境にストレスが溜まっている場合には、その鬱憤を「勉強」にぶつけるのもひとつの手です。
ぼく自身、大企業で下働きしかさせてもらえなかったときに「中小企業診断士」の資格取得を目指しました。
資格勉強をして良かったのは、頭のなかが「仕事<勉強」に切り替わったこと。
出社前に会社近くのカフェで勉強、ランチも勉強、定時で上がって家に帰ってから寝るまで勉強――
こうした日々は一見すると大変そうに思えるかもしれませんが、逆にメチャクチャ充実していましたね。
今までは「寝る→仕事→帰る」と単調だったものが、「寝る→勉強→仕事→勉強」となったことで生活にメリハリが生まれて、気持ちもポジティブになっていったんです
結果的に中小企業診断士は1次試験に合格し、その時点で転職活動を本格的に始めました。
ちなみに面接官から
と言われることも多く、勉強意欲の面で良い評価をもらったりと、資格取得は転職でも良いことづくしでした。
ただし「じゃあ俺も!」といきなり資格取得を目指すのはおすすめできません。
いきなり勉強を始めると、確実に心が折れます。
勉強に充てられる時間を考えなかったり、そもそも興味ある領域の資格でないと挫折します。
資格勉強は、勉強する内容にそもそも興味が持てるかが全てなので、まずは大原のような大手資格会社に資料請求をしてみるのがおすすめです。
転職・スキルアップを目指す社会人に特におすすめの資格学校。公認会計士や宅建などの国家資格を中心に、人気の資格を網羅(中小企業診断士、簿記もあり!)。教室授業、Web授業など受講方法も選べるので、仕事で忙しい社会人でも効率的に勉強できます
>>大原に無料で資料請求をする
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本を読んだ
大企業でストレスがたまっている人は、読書もおすすめです。
理由は、成功している人の考え方や、仕事や人生に対する向き合い方などが詰まったエッセンスを、たった数百円~、高くても1500円ほどでで知ることができるからです
ぼくは、入社3年目くらいのときに『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』に出会って、控えめにいっても人生が変わりました。
『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』
→著者は、ゴールドンマンサックスや経営共創基盤など、名だたる会社でキャリアを築いてきた塩野誠さん。いわゆる「超エリート」の方が書かれた本ですが、その内容は「みんな一緒という社会はおかしい」と痛烈なもので、大企業のぬくぬくとした日々では得られない「刺激的な言葉」の数々に身震いすること間違いなしです
2013年発刊と若干古めの本ではありますが、もう一回読み直しても内容は色あせていなく、むしろ多様な生き方が認められつつある今の20代にこそ刺さる内容かと思います。
・今の部署からどうしても移動したいのですが
・転職先は年収優先で選ぶべき?
など、20代が気になる45この質問に塩野さんがビシバシ答えていく内容で、かなり読みやすいです。
アマゾンでは無料で試し読みもできるので、冒頭部分だけでもぜひ見てみてください
ちなみに、ぼく自身の反省としては、もっと「お金」の勉強をしていれば良かったな、と。
大企業の社員って、たしかに年収は高いですが、一方で税金を搾取される絶好のターゲットでもあるんですよね……
しかも大企業の社員ほど、自分のお金について無知なことが多い。
たとえば次の2冊だけでも読んでおくと、同期や先輩よりもお金の知識の面で差がつけられますよ。
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』は30万部の大ベストセラーで、内容もかなり充実していますが、少し難しい言葉が多いのが難点。
一方で『人生は攻略できる』は、同じ著者が20代の若者に向けて簡単な言葉でお金について書いた本なので、まずは『人生は攻略できる』だけでも読んでみるのがおすすめですよ。
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転職エージェントに相談した
入社3年目、休職から復帰したぼくは「このまま今の会社にいたらつぶされるかも……」と本気で考え、転職活動をスタートしました。
といっても当時は知識もなく、まずは何となく興味のあったコンサルティング会社への転職に向けて動き出したんですね。
転職活動は実際に半年ほどしていましたが、コンサルタントは激務ということもあり諦めました。でも、そのときに「転職エージェント」を使ったことでかなり経験が詰めましたね
【転職エージェントを使って学べたこと】
・同世代と比べて足りないスキルが分かった
・担当者は書類や面接の練習を無料でしてくれる
・この先のキャリアの相談にも乗ってくれる
その後、ぼく自身は1回目の転職を成功させましたが、そのときも転職エージェントを使っていました。
ちなみに、ぼくは人材会社に転職し、転職エージェントのコンサルタントとして働き始めました。あのとき、ぼくをサポートしてくれた転職エージェントの担当者みたいに「誰かの転職をサポートしたい」と考えたことがきっかけでしたね
転職エージェントは大小さまざまありますが、大企業から転職する場合にはdodaのような大手を使ったほうが良いですよ。
大企業で働いている人のなかには、年収の高さとか、福利厚生とかを転職で求めたい人が多いと思います
その点、中小規模の転職エージェントは中小企業の求人が多かったりするので、年収や福利厚生はあまり期待できません。
一方で大手転職エージェントの場合にはホワイトな環境で働ける企業の求人も多くて、なおかつ年収が高い求人が多い。
ちなみに、ぼくは「大手転職エージェント」のひとつに勤めていましたが、その転職エージェントでは日本の名だたる企業の求人はほとんど網羅してありました。
そもそも転職エージェントは無料で使えるんで、まずは相談に行ってみるだけでも全然ありですよ。
大手エージェントの場合には求職者を多く抱えているので、無理やり求人に応募させることもないですし、「転職を迷っている」という段階の人とぼく自身も何十人も面談してきました
ただ、大手転職エージェントにもそれぞれ特徴があって、はじめての転職の場合にはdodaのような、担当者の親身さに定評がある転職エージェントだと安心です。
面談は1時間30分ほどで終了。その場で、希望に近い求人の紹介も受けられますよ(もちろんすぐに応募する必要はありません)
転職のプロに話を聞けるだけでも有益なんで、今の会社に不満を感じているのであればすぐに話を聞きに行くべきかなと。
外の世界に少しでも触れると、「このスキルを上げたい」「この資格を目指そう」と目標ができるので、毎日がイキイキしてきます。
こうしたモチベーションって、大企業でいつも通り過ごしていたらなかなか湧いてこないですよね。
控えめに言っても、今の行動が未来を確実に変えます
「大企業の閉塞感から脱出したい」という思いが少しでもあるのであれば、まずはdodaなどの転職エージェントに相談してみてくださいね。
ちなみに、ぼく自身がdodaを使って転職活動を進めた体験談は【はじめての転職】dodaが本当に「神対応」だった体験談【面接勝率80%】のなかでかなり赤裸々に語っています。
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大企業は「適性」がある人が生き残れる場所
- 大企業の20代は基本的な仕事がメイン
- 成長意欲が高い人は大企業に向かない
- 「外」に目を向けるとモチベーションが上がる
大企業×正社員という働き方は、結局はまだまだメリットが大きい働き方です。
給料の高さ、福利厚生の手厚さ、大きなプロジェクトの一員になれることなど――
一方で、そうしたキラキラとした面とは別に、ひとつ残酷な一面もあります。
それは、大企業は「適性」がある人のみが活躍できる世界、ということです。
大企業は、基本的には先ほど紹介した「大企業に向いていない人の特徴」と真逆の人が生き残れる世界かなと。
大企業に「向いている」人の特徴
・成長意欲があまり高くない(今の仕事を続けていきたい)
・上下関係をストレスに感じない(しょうがないよね、と割り切れる)
・みんなでいることが好きな人(人と話しているときが幸せ)
一方で、向いていない人の特徴は次のとおり。
大企業に「向いていない」人の特徴
・成長意欲が高い人
・上下関係がストレスに感じる人
・ひとりが好きな人
大企業は「制度面」でいろいろ恵まれていますが、それと「自分の性格にぴったりの環境かどうか」は全く別の話。
そして大企業に入ってみないと、そもそもその環境が自分と合うかどうかも、正直分かりません
なので、もしもあなたが新卒で大企業に入り「自分とは合わないかも……」と悩んでいるのであれば、それはまったく普通のことです。
悩む必要はありません。ただし、今すぐ行動する必要はあります
なぜなら、自分に合わない環境でいくら頑張っても、それは自分で自分自身を追い込んでしまうだけだからです。
ちなみにぼくのツイッターでは、これまで3回転職を経験してきた実体験をもとに、転職ノウハウや、大企業社員のキャリアの考え方などについてつぶやいています。
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