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今回の記事は、こんな悩みをもったあなた向けです。
この記事には、「転職後の不安で夜も眠れないような日々を過ごす人」に向けて、次のことが書いてあります。
- 転職後にぼくが感じた不安
- 転職後の不安を解消する方法
読み進めることで、転職後のストレスに悩まされる日々から抜け出すヒントが手に入ります。
20代後半で畑違いの会社に転職し、毎日泣きそうな日々を過ごしたぼくの反省を踏まえ、転職後の不安を解消する方法をお伝えします。
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転職後に感じた3つの不安
ぼくは28歳のとき、はじめて転職をしました。
働いていたのは、大手の人材紹介会社です。
希望していた会社で、転職コンサルタントの仕事にも就けて順風満帆……とはいかず、慣れない環境で、ストレスがたまる一方でした
特に入社3ヶ月くらい経つと、以下の3つの不安が、ぼくの心のなかを支配するようになりました。
- 「仕事ができない奴」と思われてないか心配
- 人間関係がうまく行くか不安
- この先も働き続けられるか不安
「仕事ができない奴」と思われてないか心配
仕事ができないと思われたくない。
この考えが、当時のぼくの頭を占めていました。
いわゆる「大企業」に転職でき、まわりの同僚も有名企業出身者ばかり。「転職は、はじめが肝心」とネットに書いてあった情報を頼りに、とにかく周りに認められようと必死でした
でも、転職コンサルタントは全くの初心者。
さらに、コンサルタントの仕事は営業に近い仕事です。
営業適性ゼロのぼくは、自分に無理して笑顔をつくり、訳も分からぬまま目の前の売上を求めていました
転職後のプレッシャーはやばい
転職後のプレッシャーって、えげつないんですよね。
周りはいわゆる「オトナ」なんで、直接的なプレッシャーをかけてくることはありません。
でも、視線というか、仕事を監視されてるというか、「それは違うんじゃない?」という無言の圧力は半端なかったです
まわりの目線が特に気になってしまうようなぼくみたいな人にとっては、一挙手一投足、言葉の内容、すべてがチェックされてるような状況は辛かったですね。
人間関係がうまく行くか不安
人間関係に馴染めるかどうかも、転職後の不安の多くを占めていました。
「早く馴染まないと……」と思い、無理にテンションを高くしてまわりと接したことも少なくありません
明るい奴でいれば嫌わられないはず……
フランクな奴と思われたい……
こうした意識で、まわりと接していました。
特にぼくの場合、同じ部署の人の年齢層が高めだったため気を遣うことも多くて。
色々教えてもらうためには、まずは可愛がられなきゃ、みたいな考えもあって、かなり自分に無理していましたね……
結果として、「嫌われてないかな」「当たりが強いってことは嫌われてるのかな」と不安に感じ、また「好かれよう」と思い無理する、といった悪循環に陥ってしまいました。
この先も働き続けられるか不安
この会社で働き続けられるかな、といった不安を感じたこともありました。
転職コンサルタント(営業)として遅くまで働く毎日。
仕事に追いつけず、売上があがらず、上司から詰められる日々。
転職後は、常に今、そして明日のことにしか頭がいかず、毎日いっぱいいっぱいでした
さらに、まわりの同僚は優秀かつ、メンタルモンスターみたいに神経が図太い人たちがほとんど。
当時、ぼくのカラダはおそらく悲鳴をあげていましたが、
自分が選んだ道だし頑張らないと……
といった気持ちも大きく、「再び転職する」という考えも、当時のぼくにはありませんでした。
まるで、暗い夜道を、消えかかったライターの灯を頼りに歩くような毎日。
「俺は、この会社で本当によかったのか」といった気持ちにフタをするように、暴飲暴食に走り、体重が激増したのも転職後の時期のことです
結局は、休職→退職という道を選ぶことになりましたが、もう少し早く転職後の環境に見切りをつけて、「外の世界」を覗いていれば、とも反省していますね。
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転職後の不安を解消する方法
転職後の不安は、絡まった糸のようなもので、何から手をつければいいか分からないことも多いですよね。
しかも、その不安を克服するための力も残っていない……
この状況は、かなり辛いはずです。
転職後の不安に苦しんだ経験、そして3社目では苦労せずに過ごせているぼくの経験を踏まえると、転職後の不安には以下の3つが有効かなと思います。
- 期待値を下げる
- 人間関係は低めのテンションで
- 外の世界を覗いてみる
期待値を下げる
転職後の不安解決には、何よりも「期待値を下げること」が欠かせません。
下げるべき期待値は、以下のふたつです。
- 自分への期待値
- 相手への期待値
自分への期待値を下げる
もっと頑張ればうまくできるはず。
努力が足りないだけ。
こうした考えは、捨てましょう。
高いハードルを自分で設定しても、それを飛び越えるのは大変なこと。
たとえば「棒高跳び」だって、長い助走と、長い棒がなければ、目の前の高いハードルを飛び越えられません
一方で転職したての頃は、高い壁に対し、自分にプレッシャーをかけて、気持ちだけで乗り切ろうとしてしまっているんです。
その会社のなかでの経験という「助走」、そして新しい仕事で身につけたスキルという名の「棒」がなければ、高いハードルを飛び越えるのは不可能です。
つまり、転職後に根性論は不要。
できないのが当たり前なので、自分のハードルは上げないほうがいいです
「今日は上司に怒られなかった」
「営業のアポが取れた」
これも、ひとつの成果。誇っていい成果です。
目の前の小さな石を乗り越えない限り、山の頂上に登ることはできません
ロープウェーみたいに、すぐに頂上に登れる「魔法の道具」もありません
もちろん、上司が自分に課してくる目標やノルマは高いこともあるでしょう。
でも、その高いハードルを目指してはダメ。
「まずは目の前のことにコツコツ取り組む」といった考えを自分のなかに強く持ててていないと、理想の自分とのギャップに苦しみ続けることになります。
相手への期待値を下げる
期待値という点では、相手への期待値も下げておくのが無難です。
どんなに頑張っても、上司はあなたの頑張りを認めないことも多いはず。
自分は好意をもって接しているのに、同僚からウザそうな対応をされてしまうこともあるかもしれません。
でも、これは普通のこと。
相手を自分(自分の会社)に合わさせるのが、中途入社の社員を迎える職場で不通に行われていることだからです。
まさに、「郷に入ったら郷に従え」って感じですね
だから、相手への期待はしないほうがいい。
相手は、これまでのルールが通じない人
こう考えて接したほうが、不要なストレスを抱えずに済みます。
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人間関係は低めのテンションで
転職後に不安が襲っているときは、自分に無理している可能性が高いです。
あなたは、いつもの自分の2倍増しで明るく振る舞っていませんか?
今からでも、遅くないです。
テンションは、自分の素の状態を基準にし、むしろ1~2段階低めでいることがおすすめです。
転職後は、まわりに早く馴染もうと、無理に自分を演じてしまうことがありますよね
もちろん無愛想な接し方をすれば、相手は離れてしまいます。
でも、物静かな人に対して、まわりは特に何も思いません。
むしろ、静かな人のほうが落ち着いて見え、信頼感を持てることも多いですよね
転職後の環境に低いテンションで入ることの大切さは、ぼく自身、3社目に転職して感じました。
過度に気を遣わないことで、まわりから冷たい視線を浴びるのかな、と思ったらその逆で。
実際、暗そうなぼくに対して、まわりの部署の人から話しかけられることも多かったです
転職後は、気持ちも動悸も高まってるので、気づくとふだんのテンションの1.5割り増しになっていることも多いはず。
こうした時は、まわりの同僚や上司に対し、いつもより0.7倍速くらいの気持ちで落ち着いて接してみてください
どこか不安な人間関係に対して、ゆったりとした気持ちで構えられるようになるはずです。
外の世界を覗いてみる
転職後1ヶ月であろうと、次の転職を考えて大丈夫です。
「転職したばっかだし、次の転職なんて考えるオレって終わってるよな……」と考える気持ちでいるほうが、自分を苦しめます
「今の環境しか自分にはない」と選択肢を自分で狭めると、不安な気持ちだけが募っていくもの。
転職するかしないかは置いておいて、「合わなければ次の環境に行こう」と決めておくだけでも、気持ちは楽です
たとえば、スカウトを受けておくだけでも良いかなと。
転職エージェントに勤めていたぼくの目から見ると、求人の量・質ともに高いのはビズリーチかdodaのどちらかです。
登録したら、基本的には放置。
そして、
スカウトが来たら求人を見てみる。
興味があれば、その会社について調べてみる。
これだけすれば、OK。
逆にいうと、転職情報を何かしら受けられる状態に身を置いていないと、今の会社をすぐに飛び出したいときに動きが遅れます。
転職後であっても、その会社に溶け込もうと内に内にこもるだけでなく、あえて外に外に目を向けることで、不安は減っていきます
ちなみに、ぼく自身がdodaを使った体験談は【モヤモヤした心が一気に晴れた】転職エージェントdodaが本当に「神対応」だった体験談のなかでかなり赤裸々に語っています。
>>ビズリーチに無料で登録する
>>dodaに無料で登録する
転職後にすぐ退職する人も多い
ちなみに、転職後1年でやめる人は20%近くも存在します。
もちろん短期で転職を繰り返すと、企業によっては採用に難色を示します
でも元・転職コンサルタントのぼく自身の経験からいうと、短期離職を繰り返して企業が嫌な顔をするのは、転職して4~5回目の人に対してのみといった感じでした。
短期離職に関しても、「まぁ、合わなかったんですね」といった感じで、採用に大きく直結するようなこともありませんでした
結局のところ大切なのは、ストレスや不安を感じない場所で働くことです。
すぐに転職しても大丈夫かな……という不安の前に、まずは自分の心が大丈夫か確認してみてください
転職がいきなりは不安な人は、まずは情報収集を兼ねて、スカウトが受けられる転職サイトに登録してみると良いですね。
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転職後の不安は早めに手を打とう
- 「仕事ができない奴」と思われたくないと不安が襲う
- 自分へも、相手にも期待を持ちすぎない
- 会社の中だけではなく「外」にも目を向ける
転職後の不安は、誰に相談すれば良いのかも分からず辛いですよね。
特に、転職が初めてだった場合には、この不安が普通のことなのか、単に自分が職場に慣れてないだけなのか……、と頭がグルグルしてしまうと思います
でも、ぼくの経験からひとつ言えるのは、不安をつくり出しているのは実は自分自身ということ。
転職先で認められないと……
仕事ができるようにならないと……
周りの足を引っ張らないようにしないと……
でも、いま冷静になって考えてみると、こうした考えは常に「地震が起きたらどうしよう……」と慌てている状態と似ているなと。
不安は、不安に感じるからこそ沸き起こる感情です
そして、「もう自分には選択肢がない」と感じたときにも起こります
ぼくは結局倒れてしまいましたが、
もしもあなたが今、不安で仕方ないのだとしたら、まだ大丈夫。
選択肢は残っています。
期待値を下げるでも、テンション下げるでも、ほかの会社を見てみるでも大丈夫。方法はあります
この記事を読んだ方が、自分なりの方法を選択し、転職後の不安を軽減されることを祈っています。
転職後1年で、また転職したぼくの経験は、「転職後1年の再転職はOK?1年で退職した僕が短期離職の全てを語る」のなかで語っています。よければ、見てみてください。
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