転職後1年の再転職はOK?1年で退職した僕が短期離職の全てを語る

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転職して1年経たないけど、もう辞めたい……

どうしたの?

会社の雰囲気と仕事が合わないみたいで……

合わない会社は、この先も合わない。次の転職をすぐに考えよう

今回の記事は、こんな悩みをもったあなた向けです。

転職して半年だけど、もう会社を辞めたい

短期転職は不利になるって聞くから動けない

このまま会社に残ったほうがいいのかな

この記事では、転職した会社をすぐに辞めたいあなた向けに次のことが書いてあります。

記事の内容
  1. 転職先をすぐに辞めたい理由
  2. 短期離職デメリット・メリット
  3. 自分に合った会社を探す方法

これからお伝えすることを知ることで、転職後1年以内の再転職に対する不安を減らすことができます。

転職先を1年で辞めたぼくの経験から、転職後1年以内でも転職をおこなうべき理由をお伝えします。

1年以内で辞めるのは「普通」のこと

転職して1年で辞める理由【反省は不要】

すぐに辞めたいって、イヤなことから逃げてるだけだよね……
いや、みんな結構辞めてるよ

転職する人のなかで、1年以内に辞める人は全体の約20%です。

ぼくは転職エージェントに勤めてたので、転職の調査データに触れることが多かったんですが、そのなかでも、やっぱり厚生労働省の発表が一番信頼できます。

前の会社に勤めてた期間は?

6カ月未満:8.5%
6か月以上~1年未満:10.2%

1年以上~2年未満:16.1%
2年以上~5年未満:27.1%
5年以上~10年未満 :18.6%
10年以上:18.0%

 

つまり、入社して1年以内に「約20%」の人が会社を離れているんですね。

日本で1年間に転職する人の数は「300万人前後」と言われているので、ざっくり60万人が1年以内に辞めていることになります

なぜ、こんなにもすぐに辞めていくのか?

理由は、大きく3つです。

  • 仕事が想像とちがった
  • 転職先の雰囲気が合わない
  • 求人の条件とちがった

1年で辞めたい理由【1】仕事が想像とちがった

営業から事務職に転職したら、細かいことが苦手な自分に気づいて……
想像していた仕事と違ったんだね

思い描いていた仕事と違う場合、その仕事は苦痛でしかありません。

たとえば、以下のような場合。

イメージとのギャップ

◼︎キャリアアドバイザー
【イメージ】人の成長をサポート
【現実】バリバリの営業職

◼︎エンジニア
【イメージ】ITスキルが身につく
【現実】客先常駐で下流工程だけ

◼︎商社の一般職
【イメージ】仕事とプライベート両立
【現実】同じ仕事の繰り返しで辛い

合わない仕事は、「仕事選びを慎重にやらなかったから」という声もあります。

ただ、仕事の向き不向きは、やってみないと分からないのも事実です

「この仕事は合わない」と知っただけでも、大きな財産

1年で辞めたい理由【2】転職先の雰囲気が合わない

カラダが職場に拒否反応を示す

会社には「社風」(カラー)があります。

その会社に馴染めないと、控えめに言って辛いですよね。

社風に馴染めないパターン
◼︎忘年会や社内イベントが多い
→みんなで盛り上がる雰囲気に馴染めない……

◼︎シーンと静まり返った事務系の職場
→キーボードを叩く音さえ、うるさいのかなと気にして病む……

◼︎地方の支店
→20年くらい勤めている「お局」の愚痴に毎日付き合わされる
 

どんなに上手いサッカー選手でも、泥だらけのサッカーコートでは力が発揮できません。

1年で辞めたい理由【3】求人の条件とちがった

求人の条件と違う=ブラック認定です

実際に働いてみると、求人に書いてあったことが違う。

これは、明らかに「ブラック」です。

2017年にハローワークに寄せられた「求人詐欺」の相談件数は約1万件

これはハローワークだけなので、現実にはもっと多いです

「求職者をだまそう」とする会社は、社員を大切にしません。

「もっと調べてから入っておけば……」という感情はいったん横に置いて、まずは「離れる」という行動をとろう

ちなみに、下は「求人詐欺」の一例です。

■幹部候補として採用して、残業代を出さない
■資格朝礼や始業準備を名目に30分はやく出社させ、そのぶんの労働時間を出さない

転職1年目は辛い

海を前にたたずむ男性
ぼくは、転職1年目に辛すぎて倒れた……

転職1年目って、想像以上に辛いです。

転職1年目の辛さ
  1. 仕事が覚えられず、上司や先輩から怒られる
  2. まわりの社員に気を遣って、いつも緊張状態
  3. 「転職しなきゃよかったかな」という後悔で泣けてくる

ぼくは1回目に転職した先で「帯状疱疹(ストレスが原因)」で入院。その後、入社9か月目にメンタル不調で倒れ、休職しました。

いま振り返ると、すぐ転職を考えていれば良かったと思っています

自分に合っていない職場だと薄々感じてはいましたが、「まだやれるはず」と自分を追い込んでいたんですね。

では次に、ぼく自身のキャリアアドバイザー経験も踏まえ、転職後1年で再転職するデメリットとメリットを伝えるよ

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転職後1年以内で再転職するデメリット【3つある】

転職してすぐに転職すると、印象はやっぱ悪いよね……

相手の印象は変えられないけど、自分の行動は変えられるよ

転職後1年以内で再転職するデメリットは、以下の3つです。

  • 根性なしと思われるリスクがある
  • 転職エージェントから求人が紹介されにくくなる
  • 自分に自信がなくなって転職がうまくいかない

1年以内転職のデメリット【1】根性なしと思われるリスクがある

会社は、1秒でも長く働いてほしいと思っている

1年以内に転職する求職者に対し、「ウチもすぐに辞めてしまうのでは?」と思う面接官はいます。

とくに、老舗企業や上場企業に多いですね

こうした会社は、中途採用にお金をかけています。

つまり、入社した社員がすぐに辞めてしまうと、採用経費が無駄になってしまうんですね。

そのため、短期離職者を敬遠する傾向があります

求職者だけに責任があると考える視野が狭い会社【根が暗い】

でも、これは個人的意見ですが、「ウチもすぐに辞めてしまうのでは?」と考える企業って、言葉を選ばずに言うと「ダサイ」ですよね。

■前職の会社に非があるのではなく、あくまで「求職者に非がある」としている(視野が狭い)
■自分たちの会社に自信があるなら、「辞めるのかな」と不安にならないはず(根が暗い)

社員に不安を覚える会社は、社員をコントロールしようとします。そのほうが楽ですからね。

一方で社員を信じている会社は、何かあっても最後は会社が責任を取るとしています。

1年以内転職のデメリット【2】転職エージェントから求人が紹介されにくくなる

転職エージェントに勤めていたぼくの実感から話すよ

すぐに転職する人に対して、転職エージェントは好印象をもちません。

そのため、紹介される求人が限られてしまうことがあります

転職エージェントとは

無料で転職サポートをおこなってくれる会社のこと。キャリア相談をはじめ、企業との面接日程の調整や年収交渉も代わりにおこなってくれる

短期離職者に対して、転職エージェントがイヤな顔をする理由は、「良い」求職者を企業に紹介したいからです。

「良い」求職者

学歴が高い
知名度のある会社に勤めている
役職がある
仕事の成果が高い
転職回数が少ない

転職エージェントは、企業に人材を紹介することでお金(成果報酬)をもらっています。

つまり転職エージェントの“お客さん”は、求職者ではなく、企業
「この人はすぐに辞めませんよ」という人をなるべく企業に紹介したいんだ

ちなみに…

企業に入社した人がすぐに辞めてしまうと、転職エージェントは企業からもらった成果報酬の一部を企業に返さなくてはいけません。

「すぐに会社を辞めない人」を企業に紹介したほうが自分たちの利益につながるので、転職エージェントは短期離職者に良い顔をしません

え、転職エージェントは使えないってこと……?

求職者に向き合ってくれる転職エージェントも、もちろんあるよ

どんな理由であれ転職させるのが、良い転職エージェントの条件

 
転職エージェントの業界全体として見ると、短期離職者を受け入れない空気はあります。

ただ、ここでいう「短期離職者」とは、以下のように明らかに転職し過ぎている人のこと。

3年で5回転職
ベンチャーや外資で8回以上転職

一方で、2回目の転職だったり、明らかに前職が忙しすぎて転職を考えている人を相手にしないのは、転職エージェントの力不足といえます。

一方で、企業に対して求職者の強みをアピールしてくれるのが、優秀な転職エージェントだよ
 

失敗したくないならdoda一択

元・転職エージェントに勤務していたぼくの目からみると、再転職ならdodaがおすすめですね。

ぼくもdodaを利用してましたが、ほかの転職エージェントと比べて対応のスピードもケタ違いに速い。しかも、メールの内容も手寧。控えめに言って、かなりおすすめです
dodaの特徴

担当者が温かい
→これ大事!書類チェックや面接練習もイヤな顔せずやってくれた

求人の量がハンパない
→受けられる求人が多いので、内定の可能性が高まる

ぼく自身が実際にdodaを使って転職活動を進めた体験談【モヤモヤした心が一気に晴れた】転職エージェントdodaが本当に「神対応」だった体験談のなかで赤裸々に語っています。

転職サイトも使おう

再転職の場合、転職サイトも必須です。

転職サイトとは

求人を自分で検索する転職サービス。企業との調整は一人でおこなう必要があるが、マイペースに転職を進められるというメリットもある

転職サイトでいうと、ぼくのおすすめはリクナビNEXTですね。

リクナビNEXTの特徴
求人の質が高い
→ 転職者のうち8割がリクナビNEXTを使っている


求人の量も多い
→未経験でも挑戦可能な仕事の掲載が多い

スカウトが届く
→自分のスキルを求める企業から連絡が来るので、書類選考はほぼ免除(=面接からスタートできる)

とくに「スカウトが届く」というのは、短期転職者にとってかなりメリットです。

短期離職と知りながらスカウトをしてくれる企業=短期離職を気にしてない企業、と言えるからだよ

まとめると、以下の通り。

<1>
リクナビNEXTに登録した履歴書や職務経歴書を見れば、「1年以内に転職したい人」ということが分かる
<2>
それでも「面接に来てほしい」と連絡がある
<3>
つまり、短期離職に関してそこまでリスクを感じていない会社である可能性が高い
 

諦めず、まずは行動していこう

リクナビNEXTに無料で登録する

1年以内転職のデメリット【3】自分に自信がなくなって転職がうまくいかない

ある意味で「開き直り」が転職には大切

再転職を考えていたとき、ぼくは「すぐに転職を考えている自分」に自信がありませんでした。

何をやってもダメだ……
次もどうせダメだろうな……
こんな俺なんて採用されないな……

これだと、確実にメンタルが病んでいきます。

そして自分に自信がないと、面接で自分を堂々とアピールできるわけもなく、落ちて、またメンタルを崩す……という泥沼にはまっていきます

ただ、ぼくは「1年以内で転職する人は意外に多い」という事実と、たまたま出会った以下の言葉に救われました。

ブレてるんじゃない、微修正だ。

 

1年で退職する人に対して、「偏見」が根強い人もまだいます。

それでも、人生は果てしなく長い。「微修正を繰り返すことで、理想の人生を歩めるはず」と考えたとき、パッと目の前が明るくなったんだ

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転職後1年以内で再転職するメリット【転職はチャンス】

西日を受ける空港
すぐに転職することは、悪いことばかりではないよ

1年以内に再転職することは、世間では「良くないこと」とされています。

しかし、この意見は「1年以内に転職したことがない人」が想像で語っているだけです

そこで実際に1年で転職したぼくが思う、短期離職のメリットを紹介します。

  • 会社を選ぶ立場になれる
  • メンタルの悪化を防げる
  • 「転職時代」の風に乗れる

1年以内転職メリット【1】会社を選ぶ立場になれる

会社を選ぶ立場になると、気持ちが楽だよ

転職を考えているということは、仕事が自分に向いていなかったはず。

会社にこき使われて、疲れ切っているかもしれません。

一方で、半年でも1年でも仕事を経験して、仕事や環境が「自分に向いていない」ということも分かりましたよね。

つまり短期離職のメリットは、「自分に向いている仕事」に近づけること

当たり前なことに聞こえるかもだけど、かなり大事だよ

福利厚生給料アップを狙う転職だと、次の会社でも仕事が合わずに悩む可能性は高いです。

だから次の転職では、自分に向いている仕事、辛くない仕事を選ぶべきです。

ぼくは「営業」に全く向いていなかったため、内勤&マイペースでできる仕事を探しました(現在は、WEBディレクター)

自分に合う仕事をしたほうが、人生が充実することは間違いないですよね。

辛い毎日を選ぶか、「会社を選ぶ立場」になるか

将棋の羽生善治さんも、以下のように言っています。

多くの選択肢から「この一手」を選べるのは、自分しかいないわけです

1年以内転職メリット【2】メンタルの悪化を防げる

これ以上、辛い思いを自分にさせなくていい

いま会社を辞めることは、「止血措置」ともいえます。

つまり、メンタルのこれ以上の悪化を防げます

ぼくはストレスが原因で入院しましたが、あのとき「職場に戻らない」という選択をしていれば……、と反省してます。

合わない会社は、このまま働き続けても合わないままだよ

人間と一緒で、会社にも相性があります。

もちろん、転職することに対してのまわりの目とか、次はいい会社に入れるかな?といった転職の不安はあります。

ただ、目先の不安ではなく、まずは今の苦しさに目を向けることが大切です

そして辛かったら、まずは逃げることです。

災害で避難勧告が出ているのに、「避難所がイヤな場所だったらどうしよう」とは思わないですよね。

今が辛かったら、逃げるが勝ちなんです。

仕事辞めたいは甘え?(アイキャッチ)

仕事辞めたい……これって甘え? 転職したほうがいいケースも紹介【自己嫌悪】

1年以内転職メリット【3】「転職時代」の風に乗れる

この先、短期転職は普通になる

日本が成長しているときは、終身雇用は正しい雇用形態でした。

ただ、時代は変わっています。

この先は、会社に頼るのではなく、「会社に頼られる人」になることが大切です。つまり、スキルを高めること。

個人としてスキルを高めるには、好きなことに取り組むことが近道です。

イヤな仕事をどんなに頑張っても、結局は「凡人」止まり。

一方で、好きなことや得意なことは、他の人が次々にリタイアしていくので、気づけば周りから評価されるようになります

これからは、「自分にとって」良いと思う会社に移っていくことが普通になります。

つまり短期転職など関係なく、強みが発揮できる仕事をしている人に仕事が舞い込む、という良い循環が訪れます。

ちなみに、日本より短期転職が当たり前の欧米では、「他に行き場所がない人のみ、不満を抱えながらその会社で働き続けている」といった価値観もあるようですね。

doda

【はじめての転職】dodaを実際に使った体験談を紹介!【神対応】

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【本当?】転職1年以内の再転職についてのウワサに答えます

1年以内に転職したことがない人が、1年以内の転職を語るのは、少しおかしい

1年以内で再転職することについて、色んなウワサがあります。

ウワサはあくまでウワサですが、一度冷静になって考えてみます。

<世間のウワサ>

・1年以内に転職するとお金がなくなる?
・1年以内に辞めると、辞めるクセがつく?

1年以内に転職するとお金がなくなる?

1年以内に転職しなくても、お金がなくなる人はなくなる

仕事をしなかったら、お金は当然なくなる。それだけですね。

これは、20年同じ会社に勤めていた人が辞めても、仕事をしなかったらお金がなくなるのと一緒。

1年以内に転職するからお金が誰よりもなくなる、ということはありません

5人に1人(約60万人)が1年以内に辞めている日本で、すべての人がお金がなくなったら、かなりの騒ぎだよね

おそらく「1年以内の再転職=お金なくなる」っていうのは、「退職してから転職活動をする」ケースを指しているのかなと。

<1>
1年以内の退職だと、退職金がほぼ出ない
<2>
退職して、働かずに転職活動をすると、その期間の収入がない
<3>
だから、お金がなくなる 
 

ただ、退職して転職活動をしたとしても、会社員はほとんどの場合「失業保険」が出ます。

失業保険

会社を辞めても支給されるお金のこと。「雇用保険」(ほとんどの会社員が給料から毎月天引きされている)を払っているからこそ受けられる手当

多くの人は、会社を辞めても3か月はお金がもらえます。

<ざっくりの金額計算>
半年の給料平均」×45~80%
(平均給与20 万円の人は約13.5万円

参考:退職前に知っておきたい失業保険の基礎知識

ちなみに「3か月だけかよ」と思うかもしれませんが、実はだいたい3~4か月で多くの人が次の会社に移っているので大きな問題はなし。

<退職して、次の会社に入社するまでの期間はどれくらい?>

4カ月未満:77.4%

参考:【厚生労働省】平成27年転職者実態調査の概況

それでも「少しでももらえる期間を増やしたい」という方は、以下の動画が参考になりますよ。

1年以内に転職すると辞めるクセがつく?

辞めるクセって、そもそも何だろう……?

「すぐに辞めると、辞めるクセがつく」って、どっかで聞いたことないですか?

でも、バイトを辞めるクセとか、さぼるクセなら何となく分かりますが、「会社員を辞めるクセ」って冷静に考えるとスゴイことで。

「つらい」⇒「辞めよう」⇒「辞める」って、こんな単純に考えるはずがありません

クセって、何も考えずにしてしまっていることですよね。

この場合「(会社員を)すぐに辞めるクセ」って、何も考えずにふわ~っと辞めることを意味するのかなと。

むしろ、こんな人いたら逆にうらやましい。笑

ふつうの人は、「続けようか、辞めようか」悩んで、それでも辞めようと思って転職します。

これは、何度転職したって同じこと。毎回悩んで、結論を出していきます。

少しでも悩んでいる時点で、それは「クセ」とは言いません。つまり、逃げグセはつかない。

だから、「ここで辞めたら“逃げグセ”がつくかも……」と思わなくて大丈夫です。

人生の大事な選択が、「クセ」で決まるわけありません。

ちなみに、“逃げグセ”が多少ついているほうが良かったりもします。「この環境ヤバイな」って思ったときに、「飛び出す」っていう判断ができるからです。多くの人は、「ヤバいけど、何とかなるかも」と思ってズルズル働いて、結局辛い思いをします

「転職したらとりあえず1年」に騙されない

ちなみに、「転職したら、とりあえず1年は我慢しよう」って、そもそも誰が言っているか考えてみましょう。

おそらく、人事部とか上司とかですよね。

つまり、1年で辞められたら困る人たちです

採用した社員が1年で辞めると、採用を主導する「人事部」や、辞めた社員の上司の責任になります。

そのため、自分たちの評価が下がるので辞めさせないんですね。

「君のためを思って」や、「1年以内に転職は厳しいよ」など、あの手この手を使って引き留めてきますが、結局は自己保身のため

誰かを常に疑おう、というわけではないですが、

「社員の早期離職」に関して、いちばん神経を尖らせているのは人事部と上司ということは知っておくと良いかなと。

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転職失敗?だったらリカバリーしよう【被害は最小限に】

次の転職は失敗したくない……
3つのことさえ押さえれば、リスクはぐっと減らせるよ

いざ転職することにしても、次の会社は長く続けたい……、と思いますよね。

そこで、自分の理想の会社に出会うための3つのステップを紹介します。

次こそ理想の会社に出会う

ステップ1:求人票に騙されない
ステップ2:自分の強みを知る
ステップ3:面接は建前で攻める

次へのステップ【1】求人票に騙されない

求人は、ブラック企業への第一歩です

結論から言うと、求人票は「企業のPR文」です。つまり、良いことしか書きません。

ぼくは転職エージェントで多くの求人票を見てきましたが、求人票は“企業のプレゼン資料”だと思ってました

たとえば、以下は注意です。知ってるだけで、ブラックに入る可能性をかなり減らせます。

求人票の注意点

「成長できる環境です!」などのキラキラワード
⇒ノルマがきつすぎて倒れる人続出

固定給が同業他社より高い
⇒「残業代45時間込み」など、残業前提の働き方

「初心者積極採用!」などの未経験歓迎をアピールする文章
⇒離職者が多く、誰でもいい

もちろん、求人文面通りの良い会社も山ほどあります。

ただ、冷静な目をもって「本当かな?」と考えることは、何においても大切なこと。

先ほども紹介しましたが、「求人詐欺」に騙されないためにも以下のサイトは必読ですよ。

次へのステップ【2】自分の強みを知る

ひとりの女性
弱みが求められる仕事は、最悪です

自分に向いていない仕事を延々とやらされるのは、誰だって気が滅入ってきます。

自分に向いていない仕事

・1人が好きなのに、1日に5~6回会議が入る
・数字が苦手なのに、社外向けの大事な決算資料をつくる必要がある

もしも、今の仕事が「楽しくない」「向いてない」「辛い」のであれば、次は自分の強みが発揮できる仕事に就きたいですよね。

ちなみにぼくは「コツコツした作業が得意」という強みを生かし、いまはWEBディレクターという仕事をしています。マイペースOK&仕事量も調整できるので、営業だったときの200倍楽しいですね。笑

ただ、自分の強みって、自分がいちばん分からないもの。

ぼくも分からず、1回目の転職では「強み」とかけ離れた「営業職」を選んでしまったんだ……

ただ、転職しようと決めたときに「次こそ自分に合っている仕事を」ということで、強みを見つける色々な方法を試しました。

なかでも、いちばん納得感があったのがグッドポイント診断ですね。

ほかの「強み診断」は簡単なんですけど、質問数が10問とかで。「本当にこれで分かるのかよ」って正直なところ信頼が置けず・・・。

一方で、グッドポイント診断は診断時間が約30分もあります。

正直なげぇ……、とは思いましたが、結果は自分の性格そのままで思わず笑っちゃいました。完全無料でここまでのツールは、ほかに知りません

リクルートが監修している診断ツールなので、信頼度も高いですね。

本気で自分に合った仕事に就きたい方は、試してみてください。

無料でグッドポイント診断を受けてみる

次へのステップ【3】面接は「建前」で攻める

「1年で転職」を自分がマイナスに考えていると、面接官にそのオーラが伝わります……

1年以内に再転職する人の場合、面接官に「短期離職の理由」を突っ込まれたらイヤですよね。

「上司と合わず」とか、「残業が多すぎて」というのは、事実でも、面接ではなかなか言いづらいことです

そこで、ぼくは以下のように話していました。

自分で売る経験は、どんな仕事をするうえでも大切なことだと考えていました。そこで、営業経験を積むために営業会社に飛び込みました。おかげさまで1年ではありますが、かなり濃い経験をさせてもらったこともあり、今後は営業経験を活かしつつ、新しい仕事にチャレンジしたいと考えています。

ポイントは、辞めようとしている会社を「ステップ」として考えている、と話すこと。

ただ、上記のようなことを面接でスラスラ言うのは意外と大変です。

そこで、面接が苦手な方はプロに頼るのがおすすめです。

ぼくもお世話になったけど、先ほど紹介した「doda」は面接対策も神だった・・・

転職のプロと無料で面接練習できるので、使わないと損ですね。

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転職して1年で辞めるのは、人生の大きな気付きになる【道はある】

今回の内容をまとめるよ
まとめ
  1. 1年以内に会社を辞める人は、5人に1人
  2. 短期離職はメリットが多い
  3. 合わない会社で働き続けるほうがリスク
  4. 今は転職者に追い風も吹いている

すぐに辞めるって、日本ではまだまだ「悪」みたいな雰囲気があります。

でも、100歩ゆずって「悪」だとしても、それによって社会から罰せられることはありません

「短期離職ってヤバイよね~」という空気を信じるか。
「なんか違う気がする」「合わない……」と悩む自分の心を信じるのか。

あとは、あなた次第です。

とは、言いません。

自分の心を、完全に信じましょう。

なぜなら、多くの人が短期離職をして、再転職できて、失業保険をはじめとする日本の社会保証は世界No.1とも呼ばれているなかで、

「短期離職って悪いことだよね~」
「次の働き口がないよ~」
「食っていけないよ~」

という空気は、完全に空気に過ぎないことが明らかだからです。

スミマセン。最後は少し熱くなってしまいました(汗)

ぼくのツイッターでは、東証1部上場で2社とも休職したぼくの経験を洗いざらいお伝えしているので、よければ覗いてみてください。

転職後の「超不安」な毎日を乗り切るための3つのヒント【僕は倒れた】

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