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今回の記事は、こんな疑問や悩みをもったあなた向けです。
この記事には、「仕事ができなくて辛いけど、何から手をつければ良いか分からない人」に向けて次のことが書いてあります。
- 「仕事ができない」ぼくを救った考え方
- 仕事ができない人の特徴
- 仕事ができない状況を克服する方法
読み進めることで、仕事ができずに辛い毎日を送る日々を乗り越えることができます。
仕事ができないことに悩んできたぼくが、紆余曲折するなかで見つけ出した方法を含め、泣きたくなる現状から1歩抜け出す方法をお伝えしますね。
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「仕事ができない」ぼくを救った考え方
「仕事ができない……」と焦って、泣きたくなることもありますよね。
仕事を辞めたいけど、辞められない。
時間がほしいけど、仕事は目の前に山積み。
上司の目線が怖くて会社に行くのがイヤ……
まさに、ぼくがこのような状態でした。
会社帰りにどうしても涙が込み上げて、ファミマのトイレで泣きじゃくったことも。
でも冷静になって考えてみると、自分で自分を追いつめていたことが分かったんです。
そして次のような考えに至ったとき、ある意味開き直ることができました。
- 苦手があることを認めた
- 得意なことで認められればOK
- 「苦手克服=成長」ではない
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苦手があることを認めた
仕事ができないと、まわりからの視線が痛いですよね。
と思われてるかなぁ、と心配したり。
ぼく自身、「後輩はできているのに……」と自分の不器用さを呪うこともありました
でも、思ったんです。
もしも誰もまわりにいない環境で仕事をしていたら、「仕事ができないこと」をここまで辛く感じないな、と。
小さいころはただサッカーボールを蹴るのが好きだったのに、部活に入って、監督や先輩から
と怒鳴られ続けたら、誰だってサッカーが嫌いになりますよね。
仕事ができないと悩む人も、これと一緒かなと。
ちなみに、「仕事ができるようになりたい」と考えている時点で、あなたは仕事がキライではないはず
「仕事ができなくてもいいや」と思っていたら、そもそも悩まないですからね。
だから、仕事を適当にやりましょう。とは言いません
好きなことで手を抜くほうが、ストレスがたまってしまうからです。
では、どうすればいいのか?
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仕事ができないのが辛いときは、まわりの目が近くにあるとき
ぼくの場合、仕事ができないと悩むのは、上司や同僚がすぐ近くにいるときでした。
たとえば、
と同じ部署の40歳くらいの女性から指摘され、その人が見ている隣で電卓で計算をし直したことがあって。
ただ、そばで見られてると手がうまく動かないんですよね……
結局、その女性社員から
と言われてしまい……。
「こんな簡単な計算もできない」自分を、かなり責めましたね。
でも、別の日に自分で請求書のミスに気づいたときは、そんなに苦労することなく修正できたんです
このとき気づいたのが、これまで「仕事ができない」と落ち込んだときは、だいたい次のような状態だったということ。
そもそも、苦手なことは誰にでもあります。
むしろ「仕事ができる」と言われている人でも、苦手なことはあります。
ここで注意したいのが、他人の目を気にした瞬間に、「苦手」が「できない」に変化してしまうこと
まずは、苦手なことがあると認めてみます。
もちろん、得意な人より早くできないと思います。
次に、まわりの目を気にしてることを認めます。
「はいはい、またオレ焦ってんな」と思いながら、苦手なことに取り組みます
すると、冷静になることができるんですよね。
冷静になると、仕事に落ち着いて取り組めるようになります
ちなみにぼく自身、いわゆる「大企業」に新卒で入社し、そこで仕事について行けずにかなり辛い思いをしました。
ここでの経験と克服方法は【存在価値ゼロ?】大企業についていけない僕を変えた3つの考え方のなかで詳しくお伝えしています。
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得意なことで認められればOK
「仕事ができない」と悩むときに考えたいのが、「その仕事は好きか?」ということです。
そもそも仕事は、「好き」「嫌い」があるのが普通です
ぼくは、もともと真面目なほうなので、「嫌い」と認めるのがなんかイヤで……。
「嫌いだから適当にやる」
「好きだから力を入れてやる」
こうした考えを、正直「幼稚」だと思ってました。
とくに、ここまで努力でなんとか乗り越えてきた人は、「適当」という言葉に抵抗を感じるかなと思います
でも、だんだん気づいてきたんですが、
嫌いなことや、苦手なことをできるようになっても、仕事ではそこまで評価されないんですよね
むしろ、自分が自然とできてしまうことに「すごい!」と褒められることが多くて。
そもそも、仕事って「集中力」が大事です。
「集中力」を持続させるためには、そもそもその仕事が「好き」である必要があるんですよね
昔のぼくは、「苦手なことでもお前ならできる!」と自分にムチ打って、自分を追い詰めていました。
でも、好きでもないことはできないのが当たり前。
そして、できない自分に落ち込むのも当たり前なんです。
「苦手だからうまくいかない」
こんな単純な考えでOKなんですよね。
むしろ「好きな仕事」を探すことにエネルギーを割くほうがメンタルは安定します
でも、そもそも「好きな仕事」が見つかったら苦労はしませんよね。
そこで、まずは「自分の強み」を知るのがおすすめです。
たとえばぼくの場合は、資料作成とか、データ集計とかのコツコツとした作業が得意。
こうした作業はストレスがほとんどないんですが、一方でこうした作業が苦手な同僚や先輩からは「すごい!」と言われることが多くて。
結果的に、資料作成などの仕事が好きになる、という「好循環」が生まれました
自分にとっては苦労なくできることが、ほかの人から「すごい」と言われる。
でもこの状態になるためには、「自分の強み」が分かっていることが大前提です。
そうは言っても、特別なことをする必要はなくて、たとえばグッドポイント診断を使えば自分の強みは簡単に分かります。
グッドポイント診断は、簡単な質問に答えるだけで、18種類の強みのうち自分の強みを5つすぐに示してくれる診断ツールです
ちなみに、無料で使えます。
参考までに、ぼくの結果は次のとおり。
1、悠然(じっくり考えられる)
2、感受性(相手を思いやれる)
3、受容力(誰に対しても穏やかに接する)
4、親密性(謙虚な姿勢を常にもつ)
5、柔軟性(興味の範囲が広い)
「仕事ができない」と悩むのは、そもそも、その仕事が自分の強みを生かせる仕事ではない可能性が高いです。
グッドポイント診断は無料で簡単に自分の強みが分かるので、使わないと損ですよ。
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仕事ができる人は、手を抜いている
ちなみに、仕事ができる人ってどっかで必ず手を抜いてます。
根が真面目なぼくからすると、ムカつくこともあったんですが……
でも会社という場所は、正直なところ手を抜くのが“正解”だったりします。
「あれもこれもできなきゃ……」と焦って空回って自滅する、ぼくのような人間より、
と思える人のほうが、悩みは確実に少ないんですよね。
自分にとって興味がない仕事がたとえうまくできなくても、「それって仕方ないよね」と思えると“強い”です
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「苦手克服=成長」ではない
もしもあなたが、仕事ができる人になったとします。
さて、そこで手に入るものはなんでしょうか?
まわりからの称賛の声ですか?
昇進して給料が上がることですか?
おそらく、ちがいますよね。
仕事ができるようになって手に入れたいのは、「自信」のはずです。
苦手克服は、口で言うほど簡単ではない
「苦手なことを乗り越えると、自分に自信がつく」と聞いたことがあるかもしれません
受験勉強でもスポーツでも、先生や監督は
とゲキを飛ばします。
でも、このとき忘れがちなのが、壁を越えられずに苦しむ人たちの存在。
まさにあなたも「仕事」という壁の前で苦しむひとりかもしれません
もう一度、冷静になって考えてみます。
ぼくもそうでしたが、「仕事ができるようになりたい」と考えている人が描いている未来って仕事ができるようになることではありません。
自分に「自信」を持てている未来を夢見ているんですよね
そして実は、「自信」は簡単に手に入ります。
苦手克服だけが、自信を手にする方法ではありません。
「強み」を生かした仕事をして、
と理解することも、立派な自信につながるんです。
ぼく自身、営業はダメダメでしたが、
グッドポイント診断で知った「コツコツ取り組むのが得意」という自分の強みを生かして、いまはWebライターや、Web編集の仕事やをしています。
得意なことで同僚に喜ばれるのはかなり嬉しくて、自信になっています
ちなみにぼくは、「派遣」として、自分の得意が活かせる道に進みました。(※追記:2021年現在は「独立」しています)
なぜ大企業から派遣に移ったのか、その理由は【社会の底辺?】29歳正社員の男が「派遣」を選んだ3つの理由のなかで赤裸々に語っています。
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仕事ができない人の特徴と解決策
「仕事ができない」と悩んできたぼくですが、
仕事ができない自分と、仕事ができていたときで、
それは、いま振り返ると次の3つですね。
- 自分への期待値が高い
- 自己責任の意識が強い
- チームへの意識が弱い
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自分への期待値が高い
ぼく自身、仕事ができないと悩んだり、
ここで言う「期待値」とは、「自分ならまだやれる」
たとえば、簡単な仕事ほど焦ってしまい、
ぼくの場合には、前述したように電卓を打つ遅さから、女性社員に「どんくさい」と言われたことは、メンタルが大きく落ち込んだ経験でした
でも冷静になってみると、
だから、操作に不慣れで、
と思われるのは、当たり前。
あのとき、
「電卓に不慣れで申し訳ありません」
「すみません、
と言っておけば、
でもぼくは、「仕事ができない自分」を責める道に進みました。
なぜなら「電卓なんて叩けて当たり前」と、
結果的に計算業務はそのあとも苦手で、そこに関しては変わらず「
仕事ができないと悩むケースは、色々だと思います。
でも、あなたがもし20代で、
最初は、仕事ができないのが当たり前。
大事なのは、仕事の重さに優劣をつけず、「できて当たり前」
自分のなかの「こんなのできて当たり前」
悔し涙も多かったんですが、そこから立ち直った経緯を【仕事中に泣く男】上司の前で泣いていた僕が辛い現実を克服した方法のなかで、黒歴史として記していますm(__)m
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自己責任の意識が強い
ぼく自身、仕事の責任はすべて自分にあると思っていました。
入社2年目に倒れたときも、「あぁ、オレのせいだ。終わった……」
で、仕事の責任が自分にあるって考えると、
・失敗したくないなぁ…
・誰かに相談しても、結局は自己責任だし…
・面倒なことに巻き込まれたくないなぁ…
と、仕事への姿勢がかなり消極的になってしまうんですよね。
こんなに縮こまっていたら、仕事をポジティブにこなしている人と比べたら仕事ができないのは当たり前ですよね……
一方で、ぼくが仕事の手応えを感じたときは、良い意味で誰かに「
責任転嫁と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、単純に言うと「
そもそも、会社は役職が上がるにつれて責任が大きくなります。
むしろ役職が高くて、高い給料をもらっているなら責任があって当然
「
「結局、最後は上司の責任だよね」
と(無理やり)考え、仕事にあたっていったら、仕事に対してかなりポジティブに取り組めるようになっていきました。
もちろん、最終的な責任が上司にあるからといって、仕事を適当にやっていたわけではありません
むしろ、「自分が100%の責任を負うことはない」と考えられたことで心に余裕が生まれ、仕事のことをしっかりと考える時間が取れたことで作業のクオリティも向上しました。
ぼくの場合、採用フローの見直しや、財務システム導入といった「新しいプロジェクト」を任されたときも、心に余裕があったので仕事に打ち込むことができ、結果的に上司からも高い評価をもらうことができました
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チームへの意識が弱い
ぼく自身、いわゆる「器用貧乏」タイプ。
何でもそつなくこなしてきたことで、
・コツをつかめば、なんとかなるだろ
・時間が解決してくれるはず
と考えて、仕事に取り組んできました。
でも実はこれ、けっこう危険な考えでした……
仕事は、勉強やスポーツとはまったく違います。
勉強やスポーツは「個人」の努力でなんとかなる場面も多いですが、仕事は「チームプレー」。
もちろん、自分に任された仕事はあるんですが、一方でそれぞれの社員の仕事は複雑につながっているもの。
なので「この仕事がAさんの仕事にどうつながるか」「上司の仕事にはどう活きるか」といった『全体感』をつかんでおかないといけないんですよね
一方で、ぼくのように「(結局は自分自身で頑張れば)なんとかなるだろ」と考えていると、ぼくのところで仕事が止まってしまうことになります。
すると、ほかの同僚や上司からすると、「仕事のフローを止める奴=仕事ができない奴」と思われることが多いんです
だからこそ、
と、上司が口酸っぱく言うんですね。
なぜなら、部下の仕事が停滞してしまうと、部署全体の仕事の流れが遅くなってしまうことを知っているから。
一方でぼくもそうでしたが、部下は自分の仕事で精いっぱい……
当然、まだまだ経験が浅いので「仕事の全体像」を知らないのは仕方のないこと。
でも、自分の仕事がほかの仕事とどうつながっているのか、といったことを考えてみることはできるはずです。
ぼく自身、たとえばシステム導入のプロジェクトのなかで、まずは財務部全体の仕事の流れを洗い出して、そのうえでほかの社員がそのフローにどう関わっているのか、といったことを事前に把握していたことで、導入までの流れをスムーズに進められました
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仕事ができない自分を、自分で責めない
- 「苦手」を認めると状況は好転する
- 「できて当たり前」という考えを捨てる
- 「最後は上司の責任」と開き直るのも効果的
仕事がうまくいかないな……、と落ち込むと辛いですよね。
何をするのも面倒になって、いっそのこと「消えてしまいたい」と思うこともあるかもしれません。
でも、「苦手」はあってもいいんです
「仕事ができない」と悩んでいるとき、その矛先は自分を向いています。
でも、自分で自分に矛先を向けるのは、かなり辛いことです……
苦手な仕事を「得意」にするのは、時間がかかります。
一方で、「苦手を認める」のは一秒です。
あなたがまずすべきなのは、「苦手」なことがあると認めることです。
ただし、今すぐ考え方を変えるのは難しいかもしれません。
なので、まずは少しずつで大丈夫
一歩ずつ、辛い毎日を乗り越えていきましょう。
この記事が、あなたが前を向くきっかけになってくれたら嬉しいです。
ぼくのTwitterでは、仕事のメンタルを回復する方法などをつぶやいています。よかったらフォローしてくださいね。
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