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こんにちは、しんいちです。
(ちょっと前置きが長くなります……)
2019年を振り返ると、
イチローの引退が話題になりましたよね。
ここで、いきなりですが断言します。
「努力が大切」
と朝礼で言う上司が、
おそらく日本で3000%増えたはず。
そして、
俺も若いときは苦労したけど、努力のおかげで今の地位があるんだよ
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/icon_business_man10-min.png)
と部下に自慢する上司も増えたでしょう。
向上心の塊のような20代男子だったら、
イチローみたいに努力しよう!
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/09/young-businesman.png)
と2020年に向けて意欲を燃やしてるはず。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
もちろん「努力」の大切さは理解できます。
しかし、
↓
「もっと努力しないと人生詰むぞ」
という脅迫めいたプレッシャーで、
心がチクチク痛むことは多いんですよね。
結論として、
イチローを目指すとメンタルがやられます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
真面目な人ほど、イチローに感化されて
何か行動しなきゃ……と焦ります。
自分の「努力不足」を悲観し、しかも
「もっとイチローみたいに努力しろよ」
と言われると、頑張ろうとしてしまいます。
僕もそうですが、
メンタルが強くない人は、
「他人によく見られよう」と思う事が強い。
そこで努力でカバーしようとするんですが、
それはずっと背伸びしてる状態。
つま先立ちは足元がぐらつきます。
しかも背伸びは疲れます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
ぼくはこれまで上場企業を2社経験して、
2社とも適応障害と診断され休職しました。
なぜ、倒れたのか?
まさに「努力論」を振りかざす上司に
当たってしまったんですね。
しかも社内でデキると言われてる上司ほど、
俺みたいになれという無言の圧力で
追い詰めてきます。
楽観的なひとなら、
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/computer_businessman1_smile-min.png)
はいはい、すごいですね~
と圧力をヒラリとかわすんでしょうが、
根っからの真面目人間たちは、
真正面からぶつかるんです。
で、あっけなく散る……。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
僕は20代にして2回休職を経験しましたが、
さすがに気づきました。
メンタルが弱いことは改善しなくていい。
メンタルが弱くても、
マイペースで努力すれば大丈夫なんだと。
ちなみに、ツイッターで上記のような事を
投げたところ、反響がありまして。
・ひとりの時間を意識的につくる
・男だって泣いても大丈夫
・辛くなったら逃げる
・真面目でOK
メンタルが弱い人は心がひろい。
心がひろいと、ぶつかるものが多い。
だから、辛いんだよな。
でも、心の広さはあなたの武器。
努力は否定しません。
でも努力する角度は知っておくべきです。
貪欲に努力できる人は、
90度真上を目指しても倒れないんですね。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
まずは真上を目指さないことです。
10度ずつでも上を目指せばいいんです。
あなたがメンタルが折れやすいなら、
以下の2つは覚えておいてください。
・自分のペースで努力し続ける
上司は、ロケットのように上を目指す
若手社員が好きです。
でも、気にするとメンタルやられます。
たとえ5度でも10度であっても上は上です。
真上を目指して背伸びして倒れるより、
自分がムリのない方法で努力しましょう。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
そこで(前置きが長くなりましたが…笑)、
僕のようにメンタルで悩む20代男子に向け、
上司から自分を守る方法を紹介します。
「20代男子」のメンタルとの付き合い方
下記の通りです。
2、ひとりの時間を意識的につくる
3、男だって泣いても大丈夫
4、辛くなったら逃げる
5、真面目でOK
それぞれ、解説していきます。
【1】メンタルを鍛えようとしない
![走る人](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/lJmIcNJ3VYoTLeb1577798065_1577798086-min.jpg)
自己啓発本や心理学本などは、
メンタルが弱い人は読まない方がいいです。
教科書と現実は、雲泥の差があります。
「それっぽい人間関係構築法」などは、
現実ではうまくいかない事が多いですよね。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
しかもメンタルを鍛えようとすると、
自分の「弱さ」に直面することになります。
自分が頼りない存在に思えてくるんですね。
キツイです……。
これだけは言えるんですが、
自分を信頼できなくなると、心は病みます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
自分の弱さを変えよう思うのではなく、
自分の弱さを認めること。
「オレは弱さと生きる」と開き直るのも、
メンタルが弱い人にとって大事な戦略です。
【2】ひとりの時間を意識的につくる
![ひとりの女性](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/M8LYgoCToRZX9ti1577798020_1577798045-min.jpg)
上司とのランチ、接待、同期の結婚式……
仕事だけでもメンタルがすり減ってるのに、
仕事以外でも消耗する事はありませんか?
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
解決策は、予定を入れすぎないことです。
ぼくもそうですが、
誘いに対してついYESと言ってしまいます。
そこで、あらかじめスケジュールに
この日は何もしないという予定を入れます。
「何もしない」を、するんですね。
「何もしない」と、やりたいことが湧いてくる
ちなみに何もしないでぼーっとしてると、
「やりたいこと」が湧き上がってきます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
そこで一歩立ち止まって、
頭ではなくて心で考えてみます。
すると、本当にやりたい事が出てきます。
(急にスピリチュアルな話ですね……)
「メンタルが弱いひと」は、
頭で考えすぎてパンクしてしまいます。
ちょっと立ち止まって、
深呼吸の1つでもして、
冷静になる時間を意識的に取りましょう。
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【3】男だって泣いても大丈夫
![泣く男性の姿](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/yuKqWkIV8luLztj1577798109_1577798131-min.jpg)
男も、泣いていいんです。
泣いてスッキリするなら、
絶対泣いたほうがいい。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
泣くと、少し落ちつくんですよね。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/business_man2_3_surprise-min.png)
オレ、ちょっと焦ってるかも……?
と混乱してしまうときこそ、
辛ければ泣いたほうがいい。
男だから、女だからとか関係なく、
泣くのは立派なストレス解消法です。
【4】辛くなったら逃げる
![川辺にたたずむ女性](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/PYWa1GH9VMXoC9P1577798271_1577798299-min.jpg)
「逃げるが勝ち」って、その通りです。
辛くなったら、
その場を一刻でもはやく離れましょう。
世の中で成功している人たちを見ると、
みんな苦手とか辛いことは避けて、
得意だったり好きな場所で戦ってます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
心から好きだと思えるもので戦うと
結果が出やすいのは、当たり前です。
好きなもので生きている人と、
嫌いなもので生きている人の
キョリは、どんどん離れています。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
嫌な上司、不毛な人間関係で消耗してると、
幸せから遠ざかるばかりですよ。
「男へのハラスメント」は減っていない
ちょっと固い話をすると、
「20代男子」へのハラスメントって、
改善されてませんよね。
女性社員に対するハラスメントは、
世の中の流れのなかで減ってきてます。
でも男なら大丈夫だろって風潮は、
むしろ悪化しているとすら感じます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
場を白けさせたくなくて
その場はうまく取り繕おうとしますが、
心は冷え切ってますよね。
ハラスメントを平気でする人は、
自分が発する言葉が相手のハートに
ぶっ刺さっていることを知りません。
ハラスメント上司を変えようと思っても、
そうそう簡単に人間は変わりません。
結論、逃げるが勝ち
お世話になったとか、
逃げたと思われるとか、
関係ありません。
自分が居心地がよい場所で働くことを
第一に考えたいですね。
メンタルがズタボロになって、
冷静に考えられなくなっても、
それでも大切なものが会社にあるか、
よく考えてみてください。
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【5】真面目でOK
![PCで働く男性](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/13uKSUPpqYgXLkq1577798152_1577798188-min.jpg)
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
仕事の手を抜いたりとか、
面白いこと言ってまわりを笑わそうとかは、
真面目な人はやらないほうがいいです。
やってもいいんですが、
確実に不安が襲ってきます。
「手を抜いたことがバレたら・・・」
「ウケてなかったら・・・」
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
「真面目」は、実は羨ましい才能
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/09/young-businesman.png)
と冷やかされても、
才能を認められてると思って、
淡々と作業をすればいいです。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
でも今は「WEB編集」っていう、
コツコツ仕事をする事が求められる仕事を
することになったことで、
自分の真面目さを長所だと思えています。
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メンタルが弱い20代男子は、いきなりイチローを目指さない
![サンセットをバックにたたずむ一人の男性](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2019/12/XEbGwOEkaRHV5551577798212_1577798244-min.jpg)
これが正解だと思います。
20代の男子に対して、
「まだ若いから」という理由だけで、
ムリに挑戦を勧める環境がまだあります。
でも自分に合った努力をしないと
メンタルは簡単に折れます。
![](https://one-writing.com/wp-content/uploads/2020/02/heytaku-face-min.jpeg)
ただ、
もう自分を追い込むのはやめませんか?
イチロー引退に水をさすカタチで、
恐縮な記事になりましたが……。
「イチローのように」ではなく、
「自分らしく」努力することが大切です。
イチローも、
ムリして頑張ってきたわけではないはず。
自分のペースで努力を続けられたからこそ、
あそこまで上り詰めたんだと思います。
逆説的ですが、
「イチローを目指さない」ってことも、
イチロー引退から学んだことでした。
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