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今回の記事は、こんな疑問や不安をもっているあなた向けです。
この記事には、「これからフリーランスを目指そうか考えている人」に向けて、次のことが書いてあります。
- フリーランスになって2週間の感想
- フリーランスになって感じたメリット
- フリーランスになって感じたデメリット
読み進めることで、フリーランスとして働き始めた「直後」の具体的なイメージがつかめます。
20代は大企業の正社員として過ごし、31歳でフリーランスの道に方向転換したぼく自身の実体験を踏まえ、フリーランスの「リアル」をお伝えします。
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フリーランスになって2週間の感想
フリーランスになって2週間。
思い描いていた理想の生活を堪能できている一方で、フリーランスになって初めて気づいたこともいくつか。
ぼく自身、フリーランスになる前に「フリーランス 不安」「フリーランス はじめて」みたいなワードでググっていましたが、検索に出てくるのはベテランのフリーランスの人たちばかり……
ぼくと同じように、
と悩んでいる人も多いかなと思ったので、少しでもぼくの経験が参考になればと思い、この記事を書くことにしました。
とはいっても、まだ2週間・・・(笑)
フリーランスの大ベテランの人からしたらぼくなんか幼稚園児みたいなもので、笑われてしまうかもしれませんが……。
でも「これを呼んでいる人に少しでも役に立てば」という気持ちで、恥を忍んでありののままの感想をお伝えしますね。
実際は前職の有休消化をしていたので、2021年の3月からフリーの活動はしていました。ただ、正真正銘フリーの身になったのは2021年4 月~ですので、この2週間の話を中心にお伝えしますね
- 不安と自由が行ったり来たり
- テレワークの延長みたいな感覚
- 世界から取り残されたような静けさ
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不安と自由が行ったり来たり
たとえるなら、大学の入学式で校門の前に立っているような感覚。
緊張と喜びが心に同居している、あの感じです
「自由だ!」という気持ちは、たしかに今この瞬間も胸のなかで飛び跳ねています。
自由さでいえば、次のとおり。
・仕事の開始、休憩、終了を自分で決められる
・平日昼間に買い物やジムに行ける
・打ち合わせ&会議がないので心が平和
正社員だったら考えられないような毎日で、「正社員に戻る」ということは1ミリも考えられません
それくらい、ストレスフリーな毎日を過ごせていて、まさにフリーランスの自由さはこの2週間でも身に染みて感じています。
一方で、ときどき心にポツッと降りそそぐのが、「この先、どんな辛いことが待っているんだろう……」という漠然とした不安。
良いことがあると悪いことも起きるんじゃないか、と思ってしまう性格でもあり、いまの自由さを手放しで喜べない自分もいます。
まぁ、もしものときを想定してお金の勉強や投資、スキルアップなどにも励んではいるのですが、
会社の後ろ盾がない以上、これから起きるかもしれない「ハプニング」にひとりで取り組んでいかないといけない、という面でも若干の不安があるのはたしかです。
テレワークの延長みたいな感覚
「フリーランス」は、正社員時代や派遣時代の自分からすると全く異次元な存在。
正直、イケているマーケッターとか、ブロガーとかだけの世界だと思っていました(汗)
つまり、自分とはまったく関係のない世界。
でも、いざ2週間前からフリーランスとして働き始めて思ったのが、「意外と順応できているな」ということ。
これはおそらく、次の2点が理由かなと。
・コロナで在宅ワークに慣れていた
・副業でライターをしていた
コロナで在宅ワークをしていたこともあって、一日家で仕事する、みたいなことには体が慣れていました。
あとは、ぼく自身、フリーランスになる前に派遣を2年間経験していて、その一方で副業でライターもしていたので、家で仕事をするのはまったく苦ではなく。
ちなみに、派遣を選んだ経験は【社会の底辺?】29歳正社員の男が「派遣」を選んだ3つの理由で詳しく書いています。
ぼくの場合は前の派遣先から一部の仕事をそのまま引き継いだこともあり、業務内容もあまり変わりません。こうした点も、フリーランスにスムーズに溶け込めた要因かなと思っています
世界から取り残されたような静けさ
フリーランスになる前は、ツイッターやYouTubeなどでフリーランスの人たちの華々しい活躍を見ていたりしたので、なんとなく「フリーランス=キラキラ」のようなイメージを持っていました。
でも、実際はかなり静か
ひとりで家にこもり、ツイッターやYouTubeを開かなければ、本当に平穏な日々です。
会社員であれば、たまに打ち合わせがあったり、部署の表彰式、みたいなイベントが多少あったりもするかと思いますが、そうしたものはありません
この2週間、平日の昼間に買い物に行ったり、ジムにも行ったりしましたが、
スーツ姿の社会人がスマホ片手に電話している横を、買い物バッグを持った30代男性(ぼく)が通り過ぎる光景は、我ながら「場違い」な感覚も抱きました。
あとでデメリットの箇所でもお伝えしますが、時間がすーっと流れていくため、「感情がゼロになっていく」ような不思議な感覚を味わっています。
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フリーランスになって感じたメリット
フリーランスになって、2週間。
まだまだ緊張はありますが、メリットも感じています。
- モチベーションに合わせて仕事できる
- 会社員経験はかなり活きる
- 考える時間をつくれる
モチベーションに合わせて仕事できる
たとえば、会社員の場合には「ちょっと疲れてるんで10時に出社します」とは上司に気軽に言えないですよね。
テレワークであっても、自宅かサテライトオフィスでしか仕事はしていけない、と定められている会社も多いかと思います(ぼくの前職もそうでした)
でもフリーランスになって、そうした「制約」がなくなり、疲れたときはベッドで横になる、気分転換にカフェやホテルで仕事をする、といったことが気兼ねなくできるように。
「フリーランスが自由」なのはもちろんですが、もっと詳しくいうと「モチベーションに合わせて仕事ができる」のがフリーランスなのかな、と。
ぼく自身、心は強くないこともあり、まだまだ日によって気持ちの変動があります。
人によっては、両親と言い合いをした、鼻のてっぺんにニキビができた、目覚めが悪い……、といったことがあっても、会社に休みを言い出すほどではないよね、と思うことは多いかと思います。
でも「両親と言い合いをした」ということが、自分自身にとっては「大けがをした」ぐらい大きな出来事だったりすることもありますよね
こうしたとき、会社員であればモヤモヤとした気持ちを抱えつつ、それでも仕事をしないといけませんが、フリーランスであれば気持ちを整理するために外に出かけたり、といったことも可能。
会社員経験はかなり活きる
ぼくはライターとしてクライアントに記事を納品する一方で、ライターに記事を発注する編集業務もおこなっています。
そのなかで感じるのが、会社員の「クセ」がかなり自分に染みついていること
たとえば次のようなことは何気ないことなんですが、ライターとして記事を納品しているクライアントからはかなり喜ばれます。
・即レス・即修正
・期日の2日前までを目安に提出
・誤字脱字がない原稿を提出
一方で、編集者として記事をチェックする立場だと、上記の「当たり前」が守れていない人の多さに気づく。
たとえば、会社で上司から
とメールで指示があったら、まずは返信しますよね。
そのうえで今日が月曜だったら、最低でも木曜までには提出するように努めるはず。最終チェックもかねて、資料の見直しもしますよね。
フリーランスになった身としては、特に「信頼」が第一だと思ったので、即レス・即対応や、細かい点への見直しは特に気をつけるようにしています。
逆にいうと、ぼく自身、編集者としても働くなかで「適当に仕事をしているな……」と感じる人はどうしても信頼が置けません
これは、フリーランスに仕事を発注するクライアントもおそらく同じ気持ちなのかな、と思います。
こうした意味で、会社員としての「当たり前」が想像の1.5倍増しで評価されるフリーランスにメリットを感じてますね。
考える時間をつくりやすい
フリーランスになって、自分の時間がこれまで以上に確保できるようになりました。
ここで言うところの「自分の時間」とは、「考える時間」のこと
たとえば4月に入って、次のようなことを考える時間が一日取れました。
・余剰資金の運用方法
・ライターとしてどう営業をかけていくか
ぼくの場合、曜日と時間固定の仕事がいくつか入っていますが、それ以外は基本的にはいつ仕事をしても自由。
もちろん正社員で週5で働いている人であっても、土曜日を一日考え事にあてる、といったことは可能かと思います。
ただ、月~金を仕事でクタクタになって働き、せっかくの土曜をまるまる1日考え事にあてるのって、なんかムリじゃないですか……?(ぼくなら、もったいない気がしてしまいます> <)
自制できる人なら問題ないと思うんですが、多くの人は午前中はベッドのうえでYouTubeやツイッターを見て過ごして、午後から夕方にかけては買い物行ったり、ネットフリックスで映画を見たりして過ごしてしまうんじゃないかなと(ぼくは完全にこのタイプでした……)
その点、フリーランスにはそもそも曜日の概念がない。
つまり、自分の好きなタイミングのときに時間を確保しやすい。
ぼく自身、ひとつのことをまとまった時間をとって考えたいタイプなので、自分のペースに合わせて好きなときに時間をつくれるフリーランスのメリットを特に感じています。
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フリーランスになって感じたデメリット
フリーランスとして働き始めたばかりですが、デメリットもいくつか感じています。
- カラダが疲れる
- 喜怒哀楽が減る
- 光熱費が高くなる
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カラダが疲れる
ぼくの場合、基本は家で座りっぱなし。
そのため体が固まっていくのが分かります。
いまは、左肩が痛いです……
おそらく変な姿勢でパソコンを打っていることが原因かと思うんですが、これはフリーランスになるまでは感じなかった痛み。
前職もパソコンの前には一日座っていましたが、オフィスは社員がストレスなく働けるような椅子とかデスクを揃えてますし、通勤とかランチとかでも一応体は動かしているんですよね
その点、狭い一室で一日が完結してしまうフリーランスの場合、意識しないとどんどん体が固まっていきます。
おそらく、フリーランスを目指している人のなかにも、インドアな人は多いんじゃないかな、と。
一方で、ぼく然り、インドアが好きな人は意識しないと外には出られないはず。
なので、ある意味強制的に外に出て運動するため、この4月からジムに通い始めました
ただし、月7000円弱……。固定費はできるだけ削減したい身としては、かなり痛い出費です……。
近くに区民センターのジムがあり、そこは一回400円で使えるなど、かなりリーズナブル。
でも、あえて月謝のジムに通うことにしたのは、「お金を払えばもったいなく感じて自分自身を強制的に外に出させる」作戦のため。(長くてスミマセン)
あとは継続あるのみなんですが、果たしてどうか・・・。
まぁ、カラダが疲れるのはフリーランスあるあるだと思うんですが、今後は作業環境の整備を含め、カラダへのケアをしていこうと思います。
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喜怒哀楽が減る
この記事の前半でもお伝えしたんですけど、毎日が「静か」に過ぎていくんですよね。
不安な気持ちとか、フリーランスとしての自由を感じているときはテンションは上がるんですが、基本はずっと「無」の状態。
プラスもマイナスもなく、ちょうどゼロな感じです
これは正直驚いていて、デメリットというほどでもないかな、とは思ったんですが、
「人生をつまらなく過ごしているんじゃないか?」という一抹の不安を感じるのでデメリットにいれました。
おそらく、これまでの仕事人生で感情を大きく揺さぶられてきたので、それらの要因だった「人間関係」が急激になくなったことで、いまは感情が落ち着いているのかなと
これまでは「イカダ」に乗って船酔いを繰り返しつつ海を渡っていたのが、今は「タンカー」に乗って足元のぐらつきがないような感覚です。
でも、感情が一切湧かないのもつまらないもの。
ちなみに『きっとうまくいく』は、映画ではじめてあんなに号泣した、というほど泣きましたね。生涯1位の映画に躍り出ました。(不安な日々を過ごしている人に、ぜひ見てほしい)
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光熱費が高くなる
「ずっと家にいるから、電気代とか水道代とかやばくなりそう……」
これは当たり前だろ、って感じなんですが、恥ずかしながら最近気づきました。
フリーランスとしての仕事の確保とか、国民年金とか保険の手続き、小規模企業共済をはじめ、お金まわりの手続きだけに頭が取られていたんですよね……
家計簿をつけ、固定費の管理も細かくしていましたが、光熱費の額はこれまでと同じ額を据え置いていたんですね。
これは「マズイ」と考え、ぼくがおこなったのが「楽天ポイントをすべて光熱費の支払いに充てる」ということ。
今は「楽天でんき・楽天ガス」を使っているので、その支払いの一部を楽天ポイントで支払うことで、これまでと同額程度の光熱費に押さえることにしました。
ちなみに、ネット環境を整備したくて「楽天ひかり」の申し込みも完了済み
これまでは楽天ポイントがたまるとコンビニとかのおやつ代とかに使っていましたが、それを一切やめ、楽天ポイントは固定費の支払いにしか使わない、と決めました。
とはいっても、どれほど光熱費が上がるかは明細が届いていないので未知数……
あまりにも高いようだったら、「光熱費を下げる工夫」などのTIPSを漁り、節約に努めようかな、と思います。
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フリーランス2週間の総括は「やっぱ向いてる」
- 不安と自由が行ったり来たりだけど、基本は気持ちが「無」
- モチベーションに合わせて仕事できるのはメリット
- カラダの辛さ、光熱費の高さはデメリット
フリーランス2週目の総括は、「やっぱ向いているかも」という感じ。
・家でこもって働くこと
・将来を見据えて手を打っておくこと
・思考する時間を確保すること
・クライアントとのやり取りに慎重になること
こうしたことが苦ではないことからも、現状はフリーランスとしての働き方は自分に向いているかもな、と感じています。
この先、何が待っているのか正直イメージでもできていません。
ただ、今後もフリーランスとしての心境や考えをこうして定期的に記事として残していければ、と思いますので、これからフリーランスを目指そうと考えている方の少しでも参考になれば幸いです
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